アイススレッジホッケー会場を盛り上げる“声”の主。【フリーアナウンサー加藤じろうの場合】


スポーツ観戦を何倍も楽しくする実況。
アナウンサーの熱い思いが、競技の魅力を最大限に引き出す。


アイスホッケーの世界最高峰リーグNHLの実況でも知られる「氷上の格闘技の語りべ」こと、フリーアナウンサーの加藤じろう氏。縁あって、2008年に初めてアイススレッジホッケーの大会でMCを担った。その時に感じた競技のインパクトがとにかく強烈だった、と振り返る。

「ボディチェックの音、ブレードで氷を削る音、とにかく“音”のすごさにたまげました。これはアイスホッケーを知らない人でも、迫力のすごさがわかるスポーツだな、と」

加藤氏が惹かれたのは、それだけではない。「ハンディキャップを全く感じさせない選手の強さと明るさ。“人間としての魅力”が強く心に響きました」

それ以降、国内で開催される多くの大会で実況を担当する。ルールやアイススレッジホッケーならではの見どころを、正確かつわかりやすく解説するだけでなく、選手のキャラクターに触れることを忘れない。自分自身がそうだったように、選手の人となりを知ることで競技に興味を持つファンが増えるのではないか、という思いがあるからだ。

エールを言葉に乗せて。加藤氏は今日も、マイクに向かう。

text by Miharu Araki
photo by X-1

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