2016.05.16

【パラサポNews】[大学スポーツ新聞部×競技団体]学生記者が競技団体の広報を支援する新事業がスタート!

日本財団パラリンピックサポートセンター(パラサポ)は、パラリンピック競技団体の活動基盤強化を目的に、大学スポーツ新聞部の学生を広報インターンとして競技団体に派遣する「パラリンピック競技 広報支援プロジェクト」をスタート。5月15日、学生と団体の初回顔合わせとなるキックオフミーティングを日本財団ビル1階で開催した。


競技団体代表として挨拶した小瀧氏

競技団体にに若い力を

2020年の東京パラリンピックで全競技場を満員にするために、カギを握るのが各競技団体による広報活動だ。
「ただの広報では目を向けてもらえない。今のままでは東京を満員にするのは難しい」と話したのは、競技団体代表として登壇した小瀧修氏。
「関心を持っていただくために各団体が体験会なども実施しているが、違った側面からの広報活動がもっともっと必要。若いパワーをいただきながらひとりでも多くの国民に理解と関心をもっていただくために真剣に取り組んでいかなければと思っている。みなさんのご協力をお願いします」と協力を呼びかけた。



これを受けて、慶應スポーツ新聞会の高橋廉太朗記者が学生代表として決意表明。「最初、この話をいただき、新聞会の仲間に話した時に『世界を股にかけている選手を取材できるのはスゴイね』という話になった。自分にもプラスになると思うし、この経験をすることで今後の人生に何かつながればいいなと思っている。精一杯取り組みたい」と意気込みを語った。

第一弾は、61人が12の競技団体を広報支援

本事業には、慶應、法政、立教、早稲田の4つの大学スポーツ新聞部から61人が参加。12競技団体にわかれて活動する。パラサポの小澤直常務理事は、「私自身も小さい頃から野球が大好きで大学時代まで野球をやってきた」とスポーツを通じて得た自身の体験などを語り、さらに「まずは競技を見てパラスポーツの面白さを実感していただきたい。そして、その実感を素直に伝えていただきたい。迫力を感じ、楽しみながら周りに情報発信してください」と学生インターンに向けて歓迎の意を述べた。

東京パラリンピックの開催決定を機にパラスポーツへの注目度が高まりつつある昨今だが、各競技団体では、人的リソース不足などの理由で適時適切な情報発信ができていないという現状がある。本プロジェクトは、大学スポーツ新聞部の学生の力により各団体の広報活動をサポートしようというもので、競技団体の情報を、より魅力的に、より多くの人々に、より継続的に伝える仕組みを実現することが目的。パラサポが各団体とスポーツ新聞部の仲介役となって、その体制作りの支援を行っていく。


大学生と競技団体が一致団結!


顔合わせでは、自己紹介や意見交換をした


キックオフを終えて、日本肢体不自由者卓球協会の立石イオタ良二氏は、「早稲田スポーツさんと一緒に活動することになったが、早大にたまたまリオの候補選手がいて、すでに競技を知ってくれていた。大学生が広報に関わることでパラスポーツの魅力が2倍、3倍のスピードで広がるのではないか」と期待した。また、パラバレーボールを担当するスポーツ法政新聞会の原口大輝記者は「普段、準硬式野球を中心に取材していて、マイナー競技という意味で共通点があり、親近感が生まれた。認知度アップのために一緒にがんばりたい」と笑顔で話した。

また、キックオフ終了後には、パラサポの支援の一環として、広報インターンに向けた障がい者スポーツ取材時の心得についてセミナーを行った。

■参加競技団体
(特)日本ブラインドサッカー協会、(一社)日本障がい者バドミントン連盟、(特)日本車いすフェンシング協会、(一社)日本知的障害者水泳連盟、(一社)日本身体障がい者水泳連盟、(一社)全日本テコンドー協会、(一社)日本車椅子バスケットボール連盟、(特)日本盲人マラソン協会、日本肢体不自由者卓球協会、日本チェアカーリング協会、(一社)日本パラバレーボール協会、(一社)日本ゴールボール協会
■参加大学スポーツ新聞部
慶應スポーツ新聞会、スポーツ法政新聞会、立教スポーツ編集部、早稲田スポーツ新聞会


text&photo by Chizuko Totake , Asuka Senaga
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