2016.06.25

【パラサポNews】パラサポとアギトス財団が業務提携 2020に向け約 1 億円拠出 IPC公認パラ教材開発等へ

日本財団パラリンピックサポートセンター(以下パラサポ)は、国際パラリンピック委員会(IPC)の開発を担うアギトス財団(※)と業務提携を発表。Tokyo2020パラリンピック競技大会に向けて、インクルージョンとアジア地域のパラスポーツ参加を促していく事業に取り組むんでいく。

パラサポは同大会開催までの4年間に800,000EUR (約1億円)をアギトス財団に拠出、国内では日本パラリンピック委員会(JPC)と協働しながら、パラリンピックムーブメントの理解と関心を喚起し、アジア地域におけるパラスポーツ組織の関係者らのトレーニングも行う。

また、国内の学校で使用出来るIPC公認パラリンピック教材を導入することで、 Tokyo2020パラリンピックの成功に貢献していくことをねらいとしている。

パラリンピックの4 つの価値
(courage, determination, inspiration and equality)

アギトス財団のディレクター、ゲオルグ・シュラチテンバーガー氏は、「パラスポーツの発展に貢献している多くの組織 に日本財団パラリンピックサポートセンターを迎え入れることを大変嬉しく思っています。私たちは共にパラリンピックの4つの価値(courage, determination, inspiration and equality)を広め、東京パラリンピック開催までに、次世代の人々が、確実にパラスポーツを熟知できるように努力してまいります。またアジア地域においても、共同作業を行うことで、アジア諸国のパラリンピック委員会の能力や専門知識の向上の一端を担い、今後4年間に素晴らしい結果を残せると確信しています。」とのコメントを発表。


また、日本財団パラリンピックサポートセンターの山脇康会長は、「アギトス財団と共に、日本およびアジア諸国におけるインクルージョンの推進と、パラスポーツの参加レベルの向上を目指せることを大変喜ばしく思っております。このパートナーシップの提携は、東京2020パラリンピック大会成功のため、また、東京2020 を通じたインクルーシブな社会の構築の実現というレガシーを残すために非常に画期的な出来事であります。アギトス財団と、日本パラリンピック委員会をはじ めとする各国のパラリンピック委員会と共に、これから4年間かけてパラリピック教育プログラムの開発とパラスポーツの発展に向けた取り組みを行っていけることは、この上ない喜びでございます。そして、この教育プログラムは、パラリンピッ クの認知度の向上だけでなく、全てのパラリンピック競技会場を満席にするという、究極の目標へと導いてくれるものと確信致しております。」と述べた。


国内の学校で使用出来る IPC 公認パラリンピック教材を導入

2016年10 月にアギトス財団とパラサポは、6歳から12歳の生徒を対象としたシリーズの教材を試験的に使用開 始する予定。
教材はパラリンピックの価値とパラスポーツを軸としたアクティビティーに基づき、教師用マニュアル、 評価用のツールも含まれ、他国での公式発表に先駆け、日本国内での第 1 版の初運用を予定。

パラサポは、アジア全域におけるパラスポーツの発展にも貢献。2016年2月には、アギトス財団、Sport for Tomorrow、日本パラリンピック委員会と協力し合い、東南アジア11カ国のパラリンピック委員会を対象にパラスポーツマネジメントの強化プログラムも手がけた。
2016 年度にアギトス財団に寄せられた助成金支援申請のうち、アジアに関係する活動は、パラサポによる追加支援の対象候補となる予定。

※アギトス財団(Agitos Foundation)とは、国際パラリンピック委員会の開発を担う機関で、組織名はパラリンピックのシンボ ルであるアギトスマークに由来する。2012 年に創設されて以来、全ての人にとってのインクルーシブな社会の構築に貢献するためのツールとして、パラスポーツの発展を国際的にリードする機関として活動している。



text by Katsuhiro Motoyama
photo by Parasapo
  • Share on Facebook
  • Share on Twitter
  • Share on Google+