障がい者の就労支援に携わる場所で、障がい当事者や支援者、ご家族向けに実施
区内に多くの競技会場が配置される江東区で就労移行支援事業を行っているかがやく学び舎は、パラリンピック推進事業として、あすチャレ!Academyを開催いたしました。様々な障がいを抱えた人たちの就職に向けた支援を行っている場所で、当事者講師から聞き、学び、一緒に考える研修プログラムは大変重要だと考えております。就職を目指している様々な障がいを抱えた人たち以外に、普段活動にご協力いただいているボランティアや支援者、また障がいのある人たちの家族等興味関心のある方にご参加頂きました。
支援者の障がい理解を深めるだけでなく、当事者の意識にも変革を起こすきっかけに
●共生社会について、当事者の声を聞いて、スローガンで終わらずにより具体的に考えることが出来ました。
●周囲にいるその人を知り、察することに目を向けようと思いました。
●聴覚障がいとエレベーターの話が印象的でした。
●ハートは今からでも変えられるという話が印象的でした。
●障がいは人ではなく、環境にあるという言葉が心に残りました。
今回の講座に参加した就労移行支援事業の利用者であるHさん。対人コミュニケーションが苦手で、就職活動でこれから待っている面接に不安を抱いていました。今回のかがやく学び舎での開催では、利用者の方々も就職に向けた実践プログラムとして運営スタッフとして参加しました。事前にあすチャレ!Academyについて調べていたHさんが、選んだ役割は「受付」業務。当日来場者へ受付対応をしっかり担ってました。「周囲の人を信じて、自分を信じて歩むこと」というあすチャレ!宣言には力強さが溢れていました。
開催担当者の声
橋本 克己 様
講座に参加したそれぞれの人の表情が、開始時から終了時には優しい表情に変わっていました。具体的にわかりやすく体験を通して学ぶことができる『あすチャレ!Academy』にぜひ多くの人が参加していただきたいと思いました。ぜひまだ参加していないのであれば、お早めに受講してみてください。きっと気づきと学びがあると思います。