2020年を機に全国のホテルが一丸となってダイバーシティを推進していくために

開催
2020.01
企業・学校・団体名
藤田観光株式会社 様
形式
対面
担当講師
山本 恵理
コミュニケーション編

2020年を機に全国のホテルが一丸となってダイバーシティを推進していくために

パラリンピックイヤーを迎え、全国のダイバーシティ推進メンバーが受講

東京2020大会を迎える本年は、多くのお客さまにご利用いただくことが見込まれております。障がいがある・ないに関わらず、お客さまをお出迎えする側として、「どのようなお手伝いが必要なのか」を従業員が今一度考え、受容力の強化や心のバリアフリーの醸成につなげたいと思い、全国のダイバーシティ推進メンバー(※)が集結する全国会議の場で今回研修を実施いたしました。
※ダイバーシティ推進メンバー…お客さま・従業員の多様性を尊重し、サービスを考える活動を牽引する推進リーダー。全事業所で選任。

障がいのある、なしに関わらず「サービス」とは何か?を改めて考える良いきっかけに

「共生社会」をテーマに、講師である山本恵理様ご自身の体験談、パラリンピックの魅力、障がいのあるお客さまとの接し方等についてご講義いただきました。

●共生社会とは、特別ルールを作るのではなく、誰もが同じゴールを目指すことができる社会であること。
●障がい者にとって健常者よりも選択肢が少ないことが「障がい」である。選択肢を増やすことが出来るのは私たちであるということ。
●「何かお手伝いすることはありますか?」の一言の重要性等
講師の一言一言が心に響きました。障がいのある人も、ない人も、思いやり、支え合い、違いを受け入れて、よりよい社会を作るために藤田観光グループはダイバーシティ&インクルージョンを推進したい、と改めて思いました。

  • 参加者の声

    ●学んだことを会社で横展開し、障がいに関係なく全てのお客様に喜ばれるホテルグループを目指す!
    ●1つ1つの説明が分かりやすく、自分も今後すぐ声掛けをしようと思いました。今までの講座の中で1番役に立った。
    ●当事者より生の声を聞くことで、教材等で学ぶよりもより実感が得られました。
    ●自分が勝手に思い込んでいたことが、実際に話を聞いて見方や考え方が大きく変わった。
    ●量や時間配分などとてもよく集中力が続いた。体験談を多く聞けて有意義でした。
    ●こんな自分でも出来ることがある、と気付くことができた。
    ●体験を通じて普段考えていなかったことも実感できた。障がいのある方も行きたくなる施設作りを考える!
    ●無意識に選択肢を狭めているということに気づいた。帰ったらすぐにホテルの施設を見直します!

  • 開催担当者の声

    人事グループ
    山田 真夕子 様
    山本様はとてもパワフルで、生き方そのものが魅力的な方で、参加している従業員もキラキラした表情で講義に集中しておりました。講義内で投影された当事者のインタビュー動画等も大変興味深く、改めて「障がい」という言葉の意味について考えさせられる内容でした… 当社の従業員が、職場のみならず駅や街中等、公共の場においても積極的にお声掛けし、その一言が1人でも多くの方に旅行やお食事をお楽しみいただけるきっかけにつながれば幸いに思います。

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