新入社員から管理職まで幅広い階層の従業員が参加
多様なお客さまをお迎えするサービス業の基本となるマインドを教育する目的として、「ノーマライゼーション研修」を、2010年から毎年実施しています。本年度は、東京2020大会が実施される特別な年であるため、パラリンピックをテーマに共生社会を学ぶことができる「あすチャレ!Academy」が最適だと思い、選定いたしました。全従業員を対象として公募型の研修で、新入社員から管理職まで幅広い階層の従業員が参加しました。
障がいのあるなしに関わらず、相手を思いやる「想像力」の大切さに気づく
「共生社会」という言葉の意味や、それが大事なことは分かっていても、障がいのある方に遭遇した時に、瞬時に困りごとに気づくことができる「想像力」や「察知するアンテナ」が非常に重要だと思いました。講師が具体例として挙げてくださった「出入口にあるペダル式の消毒」。恥ずかしながら、ペダルを代わりに踏むという発想はありませんでした。障がいのあるなしに関係なく、相手を想いやる想像力をもっと磨いていきたいと思いました。
参加者の声
●「一言声をかける勇気」 障がいがある方でもそうでない方でも、何か不安そうにされている方がいらっしゃったら勇気をもって一言声を掛けたいと今回の研修を通して感じました。
●山本さんが教えてくださった中に「あなた」が「誰か」の「選択肢」になるという言葉がとても印象的でした。自分でもできることはあるんだなと思うことができました。
●単に、バリアフリーに目を向ければ良いということではなく、障がい者の方が普段経験出来ないような事に協力できればと言う意見に自分も新たな気づきを得ました。
●障がい者への選択肢を広げるのは健常者の意識と社会インフラ整備が必要と感じることが出来ました。
開催担当者の声
SDGs推進室
山田 真夕子 様
2020年3月の集合研修に続き、今回はオンライン版を受講しました。
今回は、聴覚に障がいのある従業員が3名参加しました。手話通訳士を手配していただいたおかげでグループワークも「健常者と一緒に」参加することができました。研修の場ではありますが、共生社会を実現でき感謝しております。いつも明るい講師のマックさん、コロナ禍の重たい空気を吹き飛ばしてくださり、ありがとうございました!