コミュニケーション方法を実践的に学び、心のユニバーサルデザインの啓発に繋げる
現役パラアスリートから話を聞き、障がい者への理解を深めるとともに、障がい者への種別に応じたコミュニケーション方法を実践的に学ぶことで、心のユニバーサルデザインについて学ぶ機会を設け、障がい者等を率先してサポートできる人材を育成することを目的として、「あすチャレ!Academy」を開催しました。
参加者の声
・普段、なかなか接することのないパラアスリートの方の経験談や考え方を聞く事ができたので、自分の世界が少し広がった気がするし、生活の中で活かす事が出来る経験が出来た。
・できないことを考えるのではなく、できるようにするにはどうすればよいか考えるという見方を得た。
・今までは声をかけるタイミングも分からなかったし、困ってないのに声掛けをすることでかえって気分を害するのではと思うこともあったが、私たちが普段の日常生活においてしていることと同じように、困っていたら声をかけ、助けるということでいいんだと分かった。
・これまで経験したことのない内容であり、新鮮な気持ちで受講することができた。また講師のポジティブな気持ちが大変良く伝わる情熱的で誰にでも分かりやすい講義であった。
開催担当者の声
市民局 人権・男女共同参画推進課
平賀様 秋山様
馬島講師は、事故により車いすユーザーとなった後、スポーツに真剣に向き合い、バングーバー2010パラリンピックで銀メダリストとなったこと、また、趣味に対して工夫し楽しむなど、非常に前向きな方だという印象でした。
講師からの言葉で、先入観や思い込み、過度な気づかい手助けについて慎重に考えることが重要であると改めて感じました。
今後も、心のユニバーサルデザインに関する啓発に取り組むとともに、幅広い世代への推進を行う予定です。
「あすチャレ!Academy」では、幅広いニーズに合わせて講座を依頼することができます。参加者に寄り添った気づきある時間となるので、今後とも更に広がってほしい取組だと思っています。