知る・学ぶ楽しさの機会として「あすチャレ!ファミリーアカデミー」を開催
令和4年4月に、BOATRACE尼崎にオープンした「BOAT KIDS PARK Moooviあまがさき」がオープンして以降、多くのファミリーに来場していただいており、BOATRACE尼崎がファミリーにとって楽しめる場所として浸透してきています。
これを機に、キャラクターショーやファミリーイベントといった視覚的に「楽しい」催しを提供していくことに加えて、「知る」・「学ぶ」楽しさのイベントの提供も行っていくことにしています。
講義と体験を通じて子どもと大人が一緒に楽しく学ぶ時間に
前半の講義では、子どもと大人が一緒になって考え、時には笑いありと、とてもよいコミュニケーションの機会と感じました。後半の体験では、大人も普段では経験できないことができ、それを子どもと一緒に四苦八苦しながらも楽しく取り組んでいる風景が見て取れました。
また、障がいの方の中でも現役のアスリートの方々が講師のため、障がいに屈せず頑張っている姿が、子どもたちに希望と勇気を与えていると感じました。
参加者の声
大人の感想
・当初は子供とって時間が長いと思っておりましたが、子供たちもとても楽しそうに参加していた事が、とても印象的でした。親子で参加をして、障がい者への配慮を共に共有できた点では、一緒に参加をして良かったです。
・子どもの気づきや考えを見ることができた。
・ふつうとちがいの世界を、子どもにもわかりやすく教えて頂けた。
・親として教えたいことを他者の言葉を通じて多方面から伝えられたのが良かったです。
・なかなか踏み込んで聞けない事や偏見もなくなると思うので、他の方にもおすすめしたい。
・親子交流でき、よかった。
・普段家でしないような話ができた
子どもの感想
・車いすたいけんやいろんなたいけんができたからとても楽しかった。
・ふだんできない体験をさせてくれてありがとうございました。
・今回の二人の話は考えさせられることがたくさんあって、いい経験になりました。
・他の障がい者の方たちのことが知りたいと思いました。
・知らないことが多く、車いすや目の不自由な人のゆうどうなど、勉強になりました。
開催担当者の声
BOATRACE尼崎
尼崎市公営企業局ボートレース事業部開催運営課
谷盛 文啓 様
「ふつうの考えは・・・」、「ふつうの人なら・・・」といったことをよく言葉にしますが、「顔の形」、「性別」、「考え方」等々、「ちがい」はいたるところにあり、人の数だけその人の「ふつう」があり、また「ちがい」があるという気づきを改めて得ることができました。
また、「ふつう」でないといけないという固定観念や同調圧力が一定ある中、違うことのほうがたくさんあるという気持ちや考えを持つことは、普段と違った視点で物事を考えらえるきっかけを与えてくれました。
全体を通して、間違いなく子どもたちには、物事を考える上で柔軟な発想が得られる「きっかけ」となる体験であったこと、また、大人においても仕事、家庭、子どもとの接し方など様々な場面で活用できる体験であったことから、担当としてイベントの開催に携わることができ、非常にうれしく感じています。