店舗での買物をメインテーマに障がいのあるお客様の対応や対話の方法を学ぶ
東京2020大会をきっかけに、日本財団パラスポーツサポートセンターと様々なイベントや企画において交流し、活動主旨や内容がアシックスのD&Iビジョンと合致していたため、「あすチャレ!Academy」を実施しました。主に直営店舗の運営に関わっているメンバーに対して、障がいのあるお客様が来店された時の対応やコミュニケーション方法を学んでもらうために、店舗での買物をメインテーマにした「カスタムメイドプログラム」をリクエストさせて頂きました。
対面での実施でオンラインとは違う臨場感と満足感が得られた内容に
社内での「あすチャレ!Academy」の開催は2度目となります。1度目はオンラインでも思っていた以上に理解・共感が出来たと感じていましたが、対面ではそれに臨場感も加わり非常に充実感、満足感が得られたセミナー内容となりました。
参加者の声
・これまで障がいのある方の来店を想定していなかったので、考えるきっかけになった。
・車いすの方などが来店された際、目に入る範囲や試着室に対する要望など自分たちでは中々気づくことができない視点もあり、実際の声を聴けたのが良かったです。
・お客様対応の多様化へのセミナーはとても為になりました。すぐにできることでもあり店舗内共有でさらにスタッフクオリティーが高まると思います。
・店舗の管理者として担当店舗の導線や什器の仕様を改めて確認し万人が買い物しやすい環境なのか再度考えたい。
・満足度の高かったこととしては、具体的に何に不便を感じるか?を意識し、共感することで、必ずしも大きな投資せずとも、すぐにでもできることがあるという気付きを与えてもらえたこと。
・出来ない事に遭遇した時に障がいを感じるという言葉が印象に残った。
決めつけられることが障がい。パワーになる。
開催担当者の声
アシックス パラスポーツ企画部
浅田 育子様
D&Iへの取り組みは、すぐに目標達成できるものではなく少しずつ人の心に浸透していくものなので、このようなセミナーを通じて一歩ずつ着実に社内でのD&I推進に努めていきたいと思っています。