日本財団パラスポーツサポートセンター(パラサポ、所在地:東京都港区、会長:山脇康)は、学校の運動会をきっかけにインクルーシブ教育を推進する新プログラム「パラサポ!インクルーシブ運動会」のインクルーシブ種目「車いすリレー」等で使用していただく「パラサポ!ミライ」10台を、11月28日、四国では初となる香川県丸亀市へ贈呈いたしました。
パラサポが新たに開発した校庭でも体育館でも使用可能なスポーツ・アクティビティ用車いす「パラサポ!ミライ」は、2024年度は10自治体へ各10台、合計100台を贈呈・配備します。東京都府中市(9月11日)、長崎県大村市(9月26日)、山口県下関市(10月28日)、愛知県常滑市(11月11日)に続き5自治体目となります。
松永恭二丸亀市長は、「この車いす『パラサポ!ミライ』は、校庭でも体育館でも使用できるということで、小中学校でのインクルーシブ運動会などに活用するだけにとどまらず、福祉、スポーツ、コミュニティなど様々な場面で市民の皆様に活用していただくことにより、多様性を考えたり、楽しんだりする機会の輪が広がり、学校や地域からインクルーシブな考えが普及、浸透していくことを期待しております」と今後の活用について語りました。
また、ボートレース丸亀に併設された「コミュニティパーク グルーンまるがめ」で開催している、「試乗」体験会や障がいの有無に関わらず、誰もが参加できる車いすバスケットボールやボッチャなどのパラスポーツ体験会での活用される予定とのことです。