アルペンスキー
- パラリンピック競技
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時速100km超のスピードは迫力満点!
冬の花形競技であるアルペンスキー。パラリンピック種目も、オリンピックと同じ、滑降(ダウンヒル)、スーパー大回転(スーパーG)、大回転(ジャイアントスラローム)、回転(スラローム)、スーパー複合(スーパーコンビ)の5種目を実施。「チェアスキー」と呼ばれるマシンを使用して行う座位カテゴリーは、時に時速100kmを超える速度で雪面を滑り降りる迫力が魅力。
私がこの競技を始めたキッカケ
鈴木 猛史選手
北京2022冬季パラリンピック 出場
2024 FISパラアルペンスキーワールドカップ ヴェゾナ 2位
負けず嫌いの精神で急斜面も克服
小学2年生の時に交通事故で両足を失いましたが、スキーが盛んである福島県猪苗代町で、小学校のスキー教室でみんなと一緒にスキーをしたいため、探したところチェアスキーに出会いました。それがきっかけです。 小学生の時、長野1998冬季パラリンピック金メダリストの志鷹昌浩選手の講演後に本人にお会いすることができ、当時は急斜面を滑るのが怖かったので、「急斜面は怖くないんですか?」と質問したら 「怖いならやめてしまえ!」と厳しい答えが返ってきました。負けず嫌いだったので「チキショー」と思いながら滑ってから急斜面も滑れるようになりました。怖いなら早めに他の競技に移った方がいいという意味だったと思いますが、言葉をそのままに受け止めていたら今の僕はいなかったかもしれません。
本堂 杏実選手
北京2022冬季パラリンピック 出場
2024 FISパラアルペンスキーワールドカップ コルティナ 出場
スピードはお友達
私は、生まれつき左手の指が全て欠損していますが、4歳から始めたラグビーを大学生までプレーし全国大会優勝や国際大会出場など様々な経験をしてきました。 そんな中、大学関係者から「パラリンピックに興味は無いか?」と声を掛けてもらったことが、パラアルペンスキーとの出会いです。 ファミリースキー程度の経験はありましたが、最初は"スキーが好き"という理由だけで、パラアルペンスキーの世界に飛び込みました。 初めは心の葛藤もありましたが、パラアルペンスキー選手と出会い、レースに出場し、ここで世界一になりたい!と強く思いこの世界で生きると決意しました。 今では、スピードに対する恐怖心がないという強みを持ち、メダル獲得へ向け日々精進しています。 パラスポーツはやって楽しい、見て楽しいスポーツです!興味のある方はぜひ挑戦してみてください。
森井 大輝選手
北京2022冬季パラリンピック 銅メダル
2024 FISパラアルペンスキーワールドカップ セッラ ネヴェア 1位
チャレンジの先には最高の笑顔が待っている
高校2年生の時にオートバイの事故で歩く事ができなくなり、入院中の病室で長野1998冬季パラリンピックの選手達の笑顔を見て、自分もあんな笑顔で笑える様になりたいと思いチェアスキーを始めようと決意をしました。 新しい事へのチャレンジは勇気が必要ですが、そのチャレンジの先に大きな笑顔が待っていると思います! ぜひ、皆さんもスポーツにチャレンジしてみてください!
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