アルペンスキー
- パラリンピック競技
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スピードや高度な技術でコースを攻略
アルペンスキーは、立位、座位、視覚障がい、知的障がい(パラリンピック種目でない)などのクラスがあります。
座位の選手はスキー板のついたチェアスキーを使用し、視覚障がいの選手はガイドスキーヤーと息を合わせて滑降します。チェアスキーは国内生産もされており、普及用の販売もされています。滑降の最大速度は時速100㎞を超える迫力ある競技です。
パラリンピック種目としては、高速系種目のダウンヒル、スーパーG、技術系種目のジャイアントスラローム、スラローム、そしてスーパーコンビなどがあります。
私がこの競技を始めたキッカケ
鈴木 猛史選手
負けず嫌いの精神で急斜面も克服
小学2年生の時に交通事故で両足を失いましたが、スキーが盛んである福島県猪苗代町で、小学校のスキー教室でみんなと一緒にスキーをしたいため、探したところチェアスキーに出会いました。それがきっかけです。
小学生の時、急斜面を滑るのが怖かったので、長野パラリンピック金メダリストの志鷹昌浩選手の講演後に会うことができ、そこで「急斜面は怖くないんですか?」と質問したら
「怖いならやめてしまえ!」と厳しい答えが返ってきました。負けず嫌いだったので「チキショー」と思いながら滑ってから急斜面も滑れるようになりました。怖いなら早めに他の競技に移った方がいいという意味だったと思いますが、言葉をそのままに受け止めていたら今の僕はいなかったかもしれません。
村岡 桃佳選手
メカニックでカッコいい…
爽快感あるスキー
4歳の時に病気によって歩けなくなり車いす生活が始まりました。小学2年生の時に車いすスポーツを始め、その時できた友達にアルペンスキーに誘われたのがきっかけです。
座位のアルペンスキーはメカニックでかっこよくて、見ていてもやっていても爽快感のあるところが好きです。私はパラスポーツを始めて、変わることができました。パラスポーツは新しい世界を見せてくれます。ぜひ一緒にパラスポーツをはじめましょう!
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対象障がい
- 上肢障がい
- 下肢障がい
- 四肢障がい
- 視覚障がい
- 知的障がい
- 健常者(ガイド)
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