陸上競技
- パラリンピック競技
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さまざまなアスリートによる熾烈な戦い
オリンピックと同様にパラリンピックでも連日多くの観客を集める陸上競技。車いす、義足、視覚障がい、知的障がいなど、さまざまな障がいのある選手が出場するため、選手は障がいの種類や程度によって区分され、クラスごとに順位を競う。「レーサー」と呼ばれる競技用車いすやカーボンファイバー製の義足、バランスを取るための義手など、障がいの特性に合わせた用具を使いこなすアスリートたちにもぜひ注目を。
私がこの競技を始めたキッカケ
小久保 寛太選手
東京2020パラリンピック 出場
ブリスベン2019 INASグローバルゲームズ 3位
パラリンピック出場を夢見て
走幅跳を始めたキッカケはパラリンピック出場を夢見たからです。もともと100m、200mを得意としていましたがパラリンピックの知的障がいクラスにその種目はありません。400mに挑戦したこともありましたが、難しさや大変さを感じていました。 そんな中コーチから走幅跳を勧められたことが始めたキッカケです。走幅跳は「助走・踏み切り・着地」とポイントがあるので、とても楽しいです。また、走幅跳は最高で6回の試技に挑戦できます。たとえ1回目で失敗しても次に良い記録を出せば順位も上がるので、そこも走幅跳の醍醐味だと思います。
佐藤 友祈選手
パリ2024パラリンピック 銀メダル
ドバイ2019世界パラ陸上競技選手権大会 1位
早く風を切って走る選手に感動して
ロンドン2012パラリンピックの車いす陸上競技の映像をたまたま見て、とても速く風を切って走る選手達の姿に感動したことを、今でも鮮明に憶えています。4年後、自分もこの舞台に立ってメダルを獲得したいと強く思いました。リオ2016パラリンピックでメダル獲得はできましたが、銀メダルで悔しい思いをしました。その悔しさがバネとなり、東京2020パラリンピックの金メダル2つにつながりました。みなさんのご声援のおかげです。 パラ陸上の車いす競技の魅力は、スピード感やレース展開での駆け引きなどの面白さにあると思います。
山下 慎治選手
第24回日本視覚障がい者男子マラソン選手権大会 出場
かすみがうらマラソン兼国際ブラインドマラソン2024 出場
ひとりでは難しいことにも挑戦できる嬉しさがフルマラソンへ挑戦する決意になった
走り始めたきっかけは、ダイエットが目的でした。ジムに行き始めた後、家からは少し遠いですが視覚障がい者の大濠公園ブラインドランナーズクラブ(OBRC)があることを知って、参加しました。 初めて練習会に参加してその時に伴走してくれた方から、フルマラソンに挑戦してみないかと誘われました。視覚障がい者でも伴走者のサポートがあれば、ひとりでは難しいことにも挑戦できる嬉しさを感じ、フルマラソンへ挑戦する決意をしたことがマラソン競技を始めたきっかけとなりました。
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