カヌー
- パラリンピック競技
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なめらかなパドルさばきでスプリント勝負
200mのスプリントで競うパラリンピックのカヌー。種目は、カヤックとヴァーがある。カヤックは両側に水をとらえるブレードのついたパドルを左右交互に漕いで前に進むが、ヴァーは「アウトリガー」と呼ばれる浮き具付きのカヌーに乗り、片側にだけブレードのついたパドルで左右どちらかを漕ぎ、一斉にスタートした選手の着順を競う。
私がこの競技を始めたキッカケ
瀬立 モニカ選手
パリ2024パラリンピック 出場
令和5年度日本パラカヌー選手権大会 1位
パラリンピックのカヌー会場は生まれ育った江東区。
そこでパラリピアンを目指したい!
私がパラカヌーを始めたきっかけは、東京2020パラリンピックのカヌー会場が生まれ育った江東区だったからです。地元からパラリンピアンを発掘しようという江東区の事業にて、元々中学時代に部活動でカヌーを経験していた私にも声がかかりました。その時は東京2020パラリンピックへの出場を目標としていましたが、江東区をはじめ周囲の方々の手厚いサポートのもと、リオ2016パラリンピックへの出場も叶いました。障がいを負ったときには「もうカヌーには一生乗ることはない」と諦めていましたが、東京大会の開催のおかげで奇跡的に復帰出来ました。
小松 沙季選手
東京2020パラリンピック 出場
令和5年度日本パラカヌー選手権大会 1位
私の地元・高知県に安心して挑戦できるパラスポーツ環境を作りたい!
私がパラスポーツを始めたきっかけは、地元である高知県に障がい者がチャレンジできる環境が少なかったからです。環境の整っていない地元・高知にこだわって本気で何かに取り組むことで環境が整うことを期待しました。そうして競技を探っている中でカヌーの競技団体から誘っていただきました。"パラスポーツを普及させたい" "障がい者が安心してチャレンジできる環境を整えたい" "私自身の人間力を上げたい" そういった目標がある私にとって「カヌー」は1つのツールとなってくれています。これからもカヌーは誰かの人生を豊かにしてくれるものであってほしいです。
加藤 隆典選手
2023 ICF パラカヌー世界選手権 出場
令和5年度日本パラカヌー選手権大会 1位
「面白いことをやっている」と誘われて、大会に参加
カヌーに出会ったきっかけは、車いすテニスをやっていた友人に、「面白いことをやっている」と誘われて参加したパラマウントチャレンジカヌーの大会でした。 受傷前から、サーフィンをやっていたため、同じ水の上のスポーツということですぐにカヌーを乗りこなせるようになりました。その時はレクリエーションとして楽しみましたが、その後、選手発掘事業に参加し、アスリートとしてカヌーに取り組むようになり、今ではパラリンピックを目指して鹿児島県伊佐市や愛知県の地元を拠点に練習をしています。 水の上では、障がい者も健常者も同じ動きができ、同じ目線で楽しめ、障壁がないことを実感できます。同じ障がいのある方々にも、この楽しさを知ってもらいたいと思っています。
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対象障がい
- 上肢障がい
- 下肢障がい
- 四肢障がい
- 視覚障がい
- 知的障がい
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