馬術
- パラリンピック競技
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人馬一体の華麗な演技を披露する
上下肢障がいなどの選手が人馬一体となり、技の正確性と芸術性を競うパラ馬術。規定演技(「パラグランプリA」、より難度の高い「パラグランプリB」)、選手それぞれが選んだ楽曲に合わせて演技を組み合わせる「フリースタイル」があり、そのほかにチーム戦も行われる。障がいに応じて工夫した手綱や鞍を使い、残存能力をフルに活かして演技をする選手も多い。
私がこの競技を始めたキッカケ
稲葉 将選手
パリ2024パラリンピック 出場
CPEDI Gotemba2023 3★・2★・兼第7回全日本パラ馬術大会 個人1位
生き物同士で臨む競技だからこその魅力!!!
先天性の脳性麻痺による両下肢麻痺という障がいのある私は中学校へ入学する直前の時期に馬と出会いました。初めは今のように競技者としてではなく自分の身体のリハビリを主な目的として馬と関わり始めました。パラリンピック競技の中で唯一動物と一緒に行う競技である馬術競技は、パートナーである馬とともに1つの演技を作り上げていく過程の奥深さと、同じ意思ある生き物同士だからこそ感じる難しさや上手くいった時に感じる達成感があり、それらはこの競技ならではの魅力だと感じています。
©JRAD
高嶋 活士選手
東京2020パラリンピック 出場
CPEDI Gotemba2023 3★・2★・兼第7回全日本パラ馬術大会 個人1位
馬と共に技を磨き・馬と共に得られる達成感!!!
競馬の騎手であった自分はレース中の事故で脳挫傷を負いました。復帰に向けリハビリをしていましたが、回復が難しく引退を考え始めた頃、東京2020パラリンピック開催が決まり更にパラ馬術の存在を知り、乗馬のリハビリを始めていたこともあり、パラ馬術に転身を決意しました。 今でも思いますが一度馬と触れ合いその素晴らしさを体感すると馬から離れることが考えられなくなる程【馬】というのは魅力があり、競馬とはまた違う馬との関係の築き方や馬と共に技を磨いていく達成感があるのがパラ馬術の魅力だと思います。
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対象障がい
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