ブラインドフットボール

  • パラリンピック競技

画像をタップすると拡大できます

選手も観客も“声”が命

パラリンピックでは視覚障がい(男子、全盲)選手がプレーする、ブラインドフットボール/ブラインドサッカー。フィールドプレーヤー4人はアイマスクを装着し、転がると音の鳴るボールをドリブルやパスでゴールまで運ぶ。ボールが両サイドを割らないように、サイドラインに壁を設置。選手たちは、敵陣のゴール裏で味方にゴールの位置と距離、角度などを伝える「ガイド」、晴眼者や弱視者が務める「ゴールキーパー」、サイドフェンスを越えたベンチに立つ「監督」の声を聞きながらプレーする。

私がこの競技を始めたキッカケ

菊島 宙選手

IBSA ブラインドフットボール女子世界選手権 2023 2位
IBSA ブラインドフットボールアジア・オセアニア選手権 2022 1位

ブラサカキッズキャンプに参加して…女子日本代表エースとして活躍

父がサッカーをプレーしていたので、物心ついた頃からボールと遊んでいました。小学2年で地元のチームに入ったのですが、視力が落ちてきた4年生の時に、盲学校の先生であり日本代表選手である黒田智成先生に勧められて初めて観戦に行ったのが、ブラインドサッカーとの出会いです。その後5年生の時に、日本ブラインドサッカー協会主催の「ブラサカキッズキャンプ」に参加しました。 それ以降、アスリート合宿などに参加し、埼玉T.Wingsに加入。2019年の日本選手権では大会最多得点を挙げ、チームの優勝に貢献しました。また女子日本代表の発足当初から、強化指定選手に選出されています。

©︎H.Wanibe/JBFA

園部 優月選手

パリ2024パラリンピック 出場
IBSA ブラインドフットボール男子世界選手権 2023 出場

世界選手権観戦をきっかけにブラサカの世界へ…日本代表次世代エース

2014年に、日本で初めて開催されたブラインドサッカーの世界選手権を観戦し、会場にブラインドサッカー体験ブースがあったので、実際に競技を体験しました。その際に「ブラサカ・キッズトレーニング」の存在を教えてもらい、日本ブラインドサッカー協会が主催する普及事業に参加し始めたのが、競技を始めたきっかけです。 その後、free bird mejirodaiに加入しトレーニングを重ね、今では日本代表強化指定選手に選出されています。また2024年度の日本選手権とトップリーグで優勝し、トップリーグでは得点王を獲得しました。

©︎JBFA

この競技についてもっと調べてみよう!

この競技のチームを検索してみよう!

対象障がい

  • 視覚障がい
  • 晴眼者(キーパー)

マイパラ内で検索出来るチームでは上記以外の障害でも参加できるチームもあります。
パラリンピックの対象の障害については下記競技団体へお問い合わせください。

競技団体