シッティングバレーボール

  • パラリンピック競技

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臀部を着けたままボールをつなぐ

シッティングバレーボール/パラバレーボール(座位)は、床に臀部(でんぶ)の一部が接触した状態でプレーするチーム競技だ。1チームは6人で編成し、一般のバレーボールよりもネットの高さを低くし、狭いコートで行う。サーブ、ブロック、スパイクなどの際に床を臀部から浮かしてはならないが、レシーブの際に短時間なら離床はOKとされている。1956年に戦争で負傷した人によって考案された歴史があるが、国内では現在、健常者の人たちも楽しめるスポーツとして普及が期待されている。

私がこの競技を始めたキッカケ

飯倉 喜博選手

東京2020パラリンピック 出場
2023 アジア・オセアニア SITTING VOLLEYBALL選手権大会 出場

人生が変わった母の言葉、パラスポーツとの出会い

25歳の時、仕事で鉄骨組み立て作業中に鉄骨が倒れてきて障がいを負いました。母親が事故の事を聞き、九州から駆けつけ来てくれました。私が落ち込んでいるのを見透かしていた様に「何言ってるんや!生きてんねやから何とかなる、あんたがそんなんでどうするんや」と。この言葉で「そうやな、俺頑張らな!」と考え方が180度変わりました。リハビリを経て社会復帰し、アンプティサッカーをしていた時に同じチームにいた、Sitting Volleyball日本代表の日髙恒仁選手と出会い、競技を始めました。この競技の魅力は、自然と笑顔になれる事です。一つの事(ボール)を繋いで達成した時には、最高の笑顔で仲間と喜びを分かち合います。とても面白い競技なので、ぜひ体験してもらいたいです。

西家 道代選手

東京2020パラリンピック 出場
2023 アジア・オセアニア SITTING VOLLEYBALL選手権大会 3位

圧倒されるスピード感、
老若男女健常者と障がい者の壁なく楽しめるスポーツ。

小学6年生からバレーを始め、バレーボールの試合中の怪我が元で手術するも障がい者になり、再びバレーボールに復活する夢を経たれ絶望していた時、通っていたスポーツセンターで「障がい者のバレーは、やっていませんか?」と、尋ねると「やっていますよ」との返答で、後日練習を見学に行きました。目の前で見たSitting Volleyballは、「バレーボールだ!!」と感動しました。すぐ様、やりたい!!と心から思いました。これがSitting Volleyballとの出会いで、実際にやってみると その魅力にハマりました。以来10年以上Sitting Volleyballを生きがいとしています。

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対象障がい

  • 上肢障がい
  • 下肢障がい
  • 四肢障がい
  • 知的障がい

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競技団体