テコンドー
- パラリンピック競技
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上肢障がい選手による華麗な蹴り
2015年1月に東京大会の正式競技に決定して以降、世界の競技力向上が加速しているパラテコンドー。パラリンピックで実施されるのは、主に上肢障がいの選手が参加できるキョルギ(組手)だ。国際大会ではクラスを分けて争うこともあるが、パリ大会ではK44クラスに統合され、男女それぞれ体重別に5階級で争う。一般のテコンドーとは異なり、頭部への攻撃が禁止されており、蹴りのみで攻撃する。
私がこの競技を始めたキッカケ
伊藤 力選手
ベラクルスワールドパラテコンドーグランプリ2023 出場
太原ワールドパラテコンドーグランプリ2023 3位
東京2020パラリンピックから採用される競技に
チャレンジしてみたい
知人に誘われたことがきっかけです。東京2020パラリンピックから採用される競技であり、挑戦してみようとチャレンジ精神が湧きました。 日々、自己鍛錬をして成長が実感できることが今は楽しいです。パラテコンドーの普及を行うとともにパラリンピックでの金メダル獲得が目標です。
田中 光哉選手
パリ2024パラリンピック 出場
太原ワールドパラテコンドーグランプリ2023 3位
サポートする側からパラアスリートへの転向!
元々はパラスポーツや東京2020パラリンピック大会をサポートしたいと志し上京、東京都障害者スポーツ協会へ入職しました。障がい者の運動サポートや都内のパラスポーツの環境整備に従事する中、徐々にパラアスリートへの憧れを抱き、自らもパラアスリートを目指しました。学生時代に培ったサッカーの「蹴り」「根性」を活かせるパラスポーツとして、テコンドーと出会い、東京2020パラリンピック出場を目指し2017年に開始。東京2020大会に出場しました。パラリンピックでのメダル獲得を目指しています。
工藤 俊介選手
パリ2024パラリンピック 出場
ベラクルスワールドパラテコンドーグランプリ2023 2位
強くなって家族を安心させたかった
社会人となり働いていた現場で事故に遭い左腕を切断してしまった。私が障がいをもってしまい、家族を深い悲しみに包んでしまいました。義手作成のためにリハビリ入院をしていた時に東京2020パラリンピックよりパラテコンドーが新種目として正式採用されたと知りました。パラリンピックの舞台で力強く戦っている姿を見てもらうことが出来たら、左腕を失って障がい者となってしまった私を家族に安心して見てもらうことが出来る。そう思いパラテコンドーを始めました。
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対象障がい
- 上肢障がい
- 知的障がい
マイパラ内で検索出来るチームでは上記以外の障害でも参加できるチームもあります。
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