トライアスロン

  • パラリンピック競技

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用具を駆使し、スイム、バイク、ランの合計タイムを競う

スイム(水泳)、バイク(自転車)、ランニングを連続して行うトライアスロン。2016年リオ大会から新たに正式競技として加わった。オリンピックで実施されているスタンダード・ディスタンスの半分となる、スプリント・ディスタンス(スイム0.75km・バイク20km・ラン5km)の合計タイムで競い合う。障がいの種類やレベルによりクラス分けされた、座位・立位・視覚障がいの選手が出場。東京大会では男女各4種目が実施された。

私がこの競技を始めたキッカケ

宇田 秀生選手

パリ2024パラリンピック 出場
2023 ワールドトライアスロンパラ選手権 出場

たくさんのパワーをくれたみんなを「驚かせたい!」

僕は事故で右腕を失いました。その時、たくさんパワーをくれたみんなを「驚かせたい!」という気持ちが、競技を始めるきっかけになりました。 海を泳いだ後にバイクに乗って、続けて走ってというタフな競技ですが、フィニッシュした時の達成感にすごく魅力を感じます! 小さい頃から外で遊ぶ事が大好きだった僕にとって、スタートからフィニッシュまでずっと自然を感じながら行うパラトライアスロンはピッタリの競技です!

©Shugo TAKEMI/Triathlon Japan Media

円尾 敦子選手

東京2020パラリンピック 出場
2021 ワールドトライアスロンパラシリーズ 横浜 3位

チームで臨むトライアスロン
視力を失ったかわりに新しい夢をみんなが叶えてくれました

生まれた時から片目が見えず、スポーツは苦手でした。私のような病気を持つ子供を助けたいという夢をもっていましたが、もう片方の視力が低下したことでその夢は断念しました。しかし病気をきっかけにトライアスリートになる道が開きました。当初、パラトライアスロンは新しい競技で練習環境も知名度もなく、練習することすら大変でしたが、多くのサポーターが集まり支え続けてくれたおかげで、パラリンピック2大会出場という奇跡を起こすことができました。私の目として一緒に競技をするガイドさんも含め、みんなが喜んでくれることが私の喜びです。

©Satoshi TAKASAKI/Triathlon Japan Media

木村 潤平選手

パリ2024パラリンピック 出場
2023 ワールドトライアスロンパラ選手権 出場

いろんな種目を味わい尽くせるこの競技に魅了!

私は生まれつき下肢障がいで生まれましたが、障がいに関係なく、みんなと一緒に楽しく動くのが好きな子供でした。 最初は水泳が苦手でしたが、両親が勧めた水泳が、私がスポーツをするきっかけになりました。 そして、学生時代から社会人までパラ水泳に打ち込み、リオ2016パラリンピックでトライアスロン初代日本代表を目指し、競技転向をしました。 パラトライアスロンは3種目も味わい尽くせる競技です!また、車いすカテゴリーの選手は上半身のみで競技をしているため、アニメに出てくるような体型をしている選手ばかり!! いろんな種目を味わいたい人はぜひパラトライスロンにチャレンジしてみてください!

©Satoshi TAKASAKI/Triathlon Japan Media

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対象障がい

  • 上肢障がい
  • 下肢障がい
  • 四肢障がい
  • 視覚障がい
  • 健常者(ガイド)

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競技団体