車いすフェンシング
- パラリンピック競技
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スピーディな剣さばきで近距離の相手を突く
車いすを固定した状態で競技を行う車いすフェンシングは、一般のフェンシングと同じ剣や防具を使用する。かけ引きとスピード感が魅力で、ルールも一般の競技規則に準じる。胴体のみを突く「フルーレ」、上半身を突く「エペ」、上半身を突き、斬る「サーブル」の3種目が実施されている。
私がこの競技を始めたキッカケ
櫻井 杏理選手
パリ2024パラリンピック 出場
2024 IWAS車いすフェンシングワールドカップ カーディフ 3位
職場のお客さんに誘われて…
偶然の出会いが必然に
元々、夏はサーフィン、冬はチェアスキーとアウトドアスポーツ派でした。しかし、それらはフィールドのコンディションに大きく左右されるスポーツ。通年取り組める競技を探し始めた直後、職場にお客さんとして来られた当時の車いすフェンシング協会の事務局長に声を掛けて頂きました。 健常の頃はずっと陸上競技をしていましたが、“フェンシング”という未知の世界に飛び込むことに挑戦しました。あの偶然の出逢いも必然だったのかもしれません。
藤田 道宣選手
パリ2024パラリンピック 出場
2024 IWAS車いすフェンシングアジア選手権大会 2位
先輩の薦めで。
高校時代はフェンシング競技を行っていました。19歳の時に事故で下半身不随となったときに高校時代の先輩に車いすフェンシングを薦められたのが競技を始めたきっかけです。 健常者のフェンシングとは違った距離感や駆け引き、健常者でも車いすに座れば一緒に剣を交えることができるところが車いすフェンシングの魅力です。
加納 慎太郎選手
パリ2024パラリンピック 出場
2024 IWAS車いすフェンシングアジア選手権大会 1位
「東京2020オリパラ開催決定から新たなる挑戦へ」
車いすフェンシングの競技団体に自分から連絡!
私自身も交通事故による下腿切断後から使用している義足を作っている義肢装具学科(熊本県)で、幼少の頃より行っていた剣道部に入ったり、専門学校の先生に走行用の義足製作を身近で見せてもらったり、走らせてもらう機会を作っていただいたりする中で、パラリンピック競技に興味を持つことができました。東京2020パラリンピック開催決定後すぐに自分も何か挑戦したいと種目を調べていたら車いすフェンシング競技がある事を知り挑戦してみたいと思いました。初めに教えていただいた方達のおかげで、難しさの中にも楽しさを見つけ続ける事ができました。
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対象障がい
- 下肢障がい
- 四肢障がい
マイパラ内で検索出来るチームでは上記以外の障害でも参加できるチームもあります。
パラリンピックの対象の障害については下記競技団体へお問い合わせください。