車椅子ハンドボール
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みんなでつなぐパスワーク、鋭いシュート!
車椅子ハンドボールは国内ルールと国際ルールがあります。全国大会等では国内ルールに則り実施しています。<国内ルール>ゴールキーパーを含む6人でプレーし、軽く柔らかいボールを使用します。ドリブルのルールがなく、ボールを持った状態で車椅子をこぐのは3回までです。その他、試合時間が15分ハーフといった独自のルールもありますが、基本的なルールは健常者のハンドボールと同じです。大会等には健常者も参加することができます。ただし、コートに障がい者もしくは女性1人が出場している必要があります。<国際ルール>ゴールキーパーを含む6人でプレーし、ボールはIHF2号球を使用します。そのほかの基本的なルールは健常者のハンドボールと同じです。障害の程度に応じて選手1人ずつに、1〜4点の持ち点が付与され、コート上のプレーヤーの合計点が17点以下になるように編成されます。また、女性1人がコート上に出場している必要があります。どちらのルールもスピード感溢れる攻防の中での迫力のある接触、巧みな車椅子さばきが見どころです。
私がこの競技を始めたキッカケ
川嶋 世羅選手
第17回大阪車椅子ハンドボール競技大会 出場
第16回日本車椅子ハンドボール競技大会 出場
車いすハンドの経験が社会で役立つものだった!
小学生の時にスポーツは好きでやりたかったのですが、足の障害でできず辛い思いをしていました。親や先生に相談したことで、近隣の大学に車いすハンドボールチームがあることを知りました。 学校でもストレスがあったので、車いすハンドボールにのめり込んでいきました。自分は他人と関係を作っていくのが苦手でしたが、先輩方の言葉や行動をみて人への気遣い方も身につけ、相手をリスペクトできるようになりました。今は、車いすハンドボールの経験全てが自分を成長させ、社会でも役立つものだと感じています。
藤原 芽花選手
SNSで車いすスポーツの情報を発信中!
突然の病気で大学途中までやっていた健常者のハンドボールができなくなりました。その後車いすハンドの体験会があることをSNSで知りすぐに参加し、ハンドができる楽しさだけでなく、もっと競技レベルを上げたい!と思いチームに入りました。 特に女性は障害をもってしまうとスポーツをしなくなると聞きました。情報の少なさも一因ではと思い、今、SNSで車いすスポーツの情報を発信し続けています。情報に助けられたので、今度は誰かのために、そしてさらに大きく拡がっていければと思っています!
木下 尚則選手
第20回日本車椅子ハンドボール競技大会 3位
第21回日本車椅子ハンドボール競技大会 出場
誰でも楽しめる、気持ちよさが魅力の競技!
小学生の頃に水泳をするために通っていた障がい者スポーツセンターでふと目に留まった「車いすハンドボール(講習会)」。初めて参加して以降、大会参加、仲間とのチーム結成、日本代表選抜への挑戦…、取り組み方を変えながら15年以上車いすハンドをプレイしています。車いすハンドの魅力は“車いすでコートを走り抜ける爽快感!””ゴールを決めた時の気持ちよさ!”初めて講習会に参加した時から今もずっと、その魅力は変わりません。車いすハンドは障がいの程度に関係なく誰でも楽しめます。興味をもたれた方はぜひ一度体験してみましょう!
この競技のチームを検索してみよう!
対象
- 上肢障がい
- 下肢障がい
- 四肢障がい
- 知的障がい
- 聴覚障がい
- 精神障がい
マイパラ内で検索出来るチームでは上記以外の障害でも参加できるチームもあります。
パラリンピックの対象の障害については下記競技団体へお問い合わせください。