車椅子ソフトボール

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ベースボール型、車椅子スポーツ

車椅子ソフトボールは、原則的にスローピッチ・ソフトボールの公式ルールに則って行われます。大きな違いは1チーム10人で行い、10人目の選手は内外野どこでも守ることができます。1試合は最大7イニングまでです。チーム構成は障がいに応じて選手にポイントが付けられ、チームの合計ポイントが21点以内となければいけません。日本国内のルールでは、競技中に車椅子に乗っていれば誰でも参加できます。障がい者と健常者、男性、女性、年齢においてもそれぞれポイントが付与されます。誰もが一緒に同じフィールドで楽しむことのできるスポーツです。

私がこの競技を始めたキッカケ

飛島 大輔選手

もう一度野球がやりたい

2008年、交通事故で車椅子生活となっていた私に、元北海高校野球部監督で北翔大学生涯スポーツ学部教授の大西昌美先生が、『もう一度野球をやりたくないか』と声をかけてくれたことがきっかけとなり、大西ゼミに所属していた学生とともに車椅子野球の研究を始めました。当時の日本にはベースボール型の車椅子競技が全く普及しておらず、ルールや用具の考案などまったくゼロからのスタートで、試行錯誤の日々が続きました。アメリカでは40年以上前から『車椅子ソフトボール』が行われており、競技としても確立されていたことから、日本でも車椅子ソフトボールであれば広く普及できると思いました。みなさんのご協力で2013年には、第1回全日本車椅子ソフトボール選手権大会が開催され出場することができました。

赤井 正尚選手

諦めていたベースボール型スポーツとの出会い

他の障害者スポーツをしている時に、「車椅子ソフトボール」という単語を発しているのを聞きました。 ソフトボールや野球を中学時代まで経験したこともあり、車いすでもベースボール型のスポーツをすることができるのかと思いました。 早速問い合わせてみると、東大阪市にウェルチェアースポーツコートがあり、体験会が開催されていました。 実際にプレーしてみるとその魅力にはまり、日本代表を目指すようになりました。

堀江 航選手

車椅子ソフトボールのパイオニア

車椅子バスケットボールにてアメリカ留学をしている際、友人とともに触れたスポーツが車椅子ソフトボールです。 とにかくやってみるという精神のもと取り組みました。実際にプレーしてみるとその魅力を感じました。当時はまだ日本には車椅子ソフトボールが浸透しておらず、日本でも出来たらと思ったことを覚えています。 北海道で車椅子野球を研究していることを知り、少しでも力添え出来たらと思い、当時の経験を活かし、普及活動をスタート。2022年には全国に22チーム、300名の競技人口になるスポーツにまで発展しました。

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対象

  • 上肢障がい
  • 下肢障がい
  • 知的障がい
  • 聴覚障がい
  • 精神障がい

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競技団体