車いすテニス
- パラリンピック競技
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巧みな車いす操作と駆け引きでラリーを制す
ツーバウンドでの返球が認められている以外は一般のテニスの競技ルールのまま行われるのが車いすテニス。男女別のシングルス、ダブルスのほか、障がいの程度が重く、男女混合のクアードクラスも実施されている。握力が弱いため、テーピングでラケットと腕を固めるなどしてボールを打ち返す選手などもいる。
私がこの競技を始めたキッカケ
川野 将太選手
リオ2016パラリンピック 出場
Dunlop Kobe Open 2024 出場
スポーツをしながら筋力トレーニング、
そして日々の刺激や楽しみに
17歳の時に受傷し、車いす生活となった退院後の日々を過ごしていく中で、楽しみや刺激が欲しい、スポーツをしながら楽しく筋力トレーニングがしたいと思ったことがきっかけで始めようと思いました。車いすテニスを選んだ理由は、入院先で経験したことや、地元に車いすテニスのチームがあったこと、個人競技なので少人数でも練習できること、受傷する前も経験が無く、初めてトライするスポーツに魅力を感じたからです。
荒井 大輔選手
パリ2024パラリンピック 出場
2024 全豪オープン 出場
テニスに2度人生変えられました。
生まれつき右脛骨欠損で2歳から義足で生活をしていました。小学生までは人前で運動するのが苦手でしたが、中学生の時に部活でソフトテニスに出会い始めた時、自分でもできると自信に繋がり様々なことに積極的にチャンレンジするようになりました。それから社会人になり車いすテニスに出会い、新たに自分がチャレンジ出来る目標ができました。その目標がまた私の人生の新たな刺激になり、たくさんの経験をしています。テニスを通して色々とチャレンジしてきた人生、これからも挑み続けていきたいと思います。
田中 愛美選手
パリ2024パラリンピック 金メダル
2024 全豪オープン 出場
「プレーヤーとして戻ってきなさい」
高校1年生の冬に怪我をして車いす生活に。入院生活中に復学の準備をしている時、中高一貫の女子校だった私は、中学から在籍していた硬式テニス部に雑用でも何でもいいから復帰したいと顧問の先生に相談しました。そして返ってきた言葉が「やるならプレーヤーとして戻ってきなさい」この言葉がきっかけで車いすテニスを始めようと決意しました。あれから10年以上が経った今も、恩師と私を受け入れてくれたたくさんの人への恩返しが私の原動力です。
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対象障がい
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