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平昌にパラリンピックを観戦に行けることになったけど、平昌のこと全然知らないから調べまくった
はじめまして。ライターの観音クリエイションです。
今回僕は、3月9日に開幕する「平昌2018冬季パラリンピック競技大会」へ取材に行けることになりました。パラリンピック初心者の僕ですが、そもそも最初に思ったことは「平昌の読み方がわからない!」でした。初めは、“ひらまさ”かと思いきや“ピョンチャン”と読むらしいです。なんだかかわいい響きですね。漢字だから中国だろうと思って検索してみたら韓国でした。1ミリもわかってない。はたして無事に取材へいけるのでしょうか。
というわけで平昌について調べましょう。調べることは楽しい。調べたところに行くのはもっと楽しい。予習した知識と現地での実体験がリンクするあの高揚感。せっかく行くなら点と点が繋がって線となって面となって最終的にでっかい立体となるような、強烈に記憶に残るような体験をしたい。そのために平昌について調べまくるのです。
平昌って一体どこなんだ
平昌(ピョンチャン)郡は韓国の江原道(カンウォンド)という行政区画の南部にあります。緯度は北緯37度。1998年に冬季オリンピック・パラリンピックが開かれた長野県と同じぐらいの位置です。
太白(テベク)山脈という山脈が通っていて、平均標高700メートルの山に囲まれています。自然豊かな所でスキーリゾート地として有名。あの韓流ドラマ『冬のソナタ』で名所となったドラゴンバレーもあります。
平昌の気候とか
オリンピックが開催されている2月の平均気温はマイナス5.5℃。ニュースではマイナス15℃を記録したこともあるとのこと。寒そう。パラリンピックが開催される3月になっても平均気温はマイナス0.8℃と、ちょっと暖かくなるけどやっぱり寒そう。
2018年になって東京で大雪降って電車止まったりした日があったじゃないですか。1月22日。あの寒かった日の最低気温が2.4℃なので、平昌はもうこっちとは比にならないレベルで冷え込むんですね。パラリンピック観戦に行く方は油断せずに防寒対策をしっかりやりましょう。
平昌って一体どんなところなんだ
平昌の位置やパラリンピック開催中の気候が大体分かって親近感が湧いてきました。もっと平昌のことが知りたい。さらに調査を続けます。
平昌の人口
約4万5千人。東京ドームの収容人数と同じぐらい。意外と人口少ない。
時差
なし。日本が12時のときは平昌も12時です。
通貨
通貨単位は「ウォン」。100ウォンが大体10円ぐらいなので、買い物していて「これ日本円だといくらだ?」ってなったときは頭の中で0を1個減らせばOK。10,000ウォンは1,000円、100,000ウォンは10,000円。覚えやすい。
ビザ
観光、短期、語学研修が目的の場合、90日以内の滞在にはビザは不要。91日以上の滞在の場合、または前述の目的以外の場合は別途ビザが必要。なので日本からパラリンピックを観に行くだけならビザ取らなくてOKです。
公用語:韓国語
平昌について調べているうちに韓国に興味が湧いてきたので並行して韓国語の読み方を勉強したのですが、ハングルってアルファベットみたいで覚えやすいんですね。平昌は「평창」と書きます。それぞれの文字の下の「◯」が日本語の「ン」に当たります。他にも色々ルールがあるのですが全てシンプルな規則性で、2時間ぐらい本を読めば大体読めるようになって楽しいので興味がある方はぜひチャレンジしてみてください。
日本から平昌までどうやって行けばいいんだ
平昌について調べ過ぎて行ったことないのに行ったことあるような錯覚に陥ってきました。ネットで平昌の画像を見るたびに「懐かしい」という感情が現れてきて自分でも意味不明です。あとは日本から平昌までどうやったら行けるのかを知れば準備万端と言えるでしょう。
ソウルから陸路で平昌に向かおう
現時点では日本から平昌の直行便はないので、まずはソウルの仁川(インチョン)国際空港もしくは金浦(キンポ)国際空港を目指します。東京からだと飛行機で2時間台。意外と近い。
で、ソウルから平昌ってめちゃくちゃアクセスが良いんですよね。正確に言うと良くなりました。今回のオリンピック・パラリンピックの開催に伴って空港からの高速道路や高速鉄道が拡張されたからです。
空港から平昌まで車だと約3時間。公共交通機関を使う場合は空港からソウル駅まで出てそこからKTX(韓国高速鉄道)に乗れば平昌まで乗り換えなしの1時間半。ちょうど上野駅から長野駅まで新幹線で行くような感覚です。ちなみにKTXの最高速度は250キロとのこと。爆速。
調査完了:いつでも平昌に向かえるぜ
というわけで平昌についてめちゃくちゃ詳しくなりました。現地に着いたら「KTXマジで速いなー!」とか「あれが太白山脈(テベクさんみゃく)かー!」とか「氷点下はやっぱり寒いなー!」とか言いながらひとりではしゃげそうです。めでたい。
まとめ:パラリンピックの面白い景色を見つけてきます
そんなわけで準備万端。
僕は面白いものや楽しいことを見つけるのがとても得意なので、冬季パラリンピックの会場 に実際に行って、いろんなものを見て、体験して、「パラリンピックはこんなに面白いぞ!」という情報を楽しく皆さまにお伝えできたらいいなと思います。 というわけで一緒に楽しみましょう。よろしくお願いします。
text by Kannnonn-Creation