講師:秦 由加子(トライアスロン / 水泳)
13歳のときに病気のため足を切断しなければならなくなり、人生が大きく変わってしまった日から、自分が前向きに頑張ろうという気持ちになって現在に至るまでの秦さんが歩んできたご経験について、お話をいただきました。また、パラリンピックに出場したときのエピソードについてもお話しいただきました。子供の頃に得意だった水泳を生かして、30歳を過ぎてからトライアスロン競技に取り組むようになった経緯から、諦めないでチャレンジすることの大切さを考えさせられる貴重なお話をいただきました。
▼講演中の様子
参加者の声
義足を隠すことなく、堂々と見せて前向きに生きてきた姿、足の切断をするというつらい思いを乗り越え、前向きに生きる姿に感銘を受けました。目標をもって挑戦することで、進歩し、成長できることに気付き、今の自分を高める意欲につながることも学びました。特に、会場で感想を述べた鹿折小、中学校両校の教職員は、それぞれが自分の人生に重ね合わせて秦さんのお話を捉え、前を向いて進んでいくエネルギーに変えていきたいという思いをもっていました。
開催担当者の声
「自分はどう生きたいか。自分次第で人生は大きく変わる。」最後にスクリーンに大きく写し出されたこの言葉と、秦さんにいただいたお話に、会場にいた誰もが背中を押されたような気持ちになったと思います。秦さんにお会いし、強い心で自分の人生を変えて進んできたご経験の尊さを知り、前向きに生きる力をいただきました。パリパラリンピックから帰国しお疲れのところ、私どものために、遠い気仙沼までおいでいただいたこと、そして、尊いお話をいただいたことに、心より感謝申し上げます。そして、これからも、私ども一同、秦さんのご活躍を心よりお祈り申し上げます。