講師:廣瀬 誠(柔道)
事前に講義の内容や展開について十分な打合せをすることができ、会場設営や生徒への事前指導を行うことができました。
視覚障害がある方との関わり方や講師自身の考え方・生き方について、具体的な事例をあげながら、ユーモアを交え丁寧にお話しいただきました。
特に弱視の方がどのように世界が見えているのかを画像資料をもとに説明いただいたことは大変分かりやすいものでした。
▼講演中の様子
参加者の声
・一番印象に残ったことはムダな時間を夢をかなえる時間に変えるという話です。スマホもいいけど、やはりスマホを見るくらいなら習い事の練習をしたほうがいいなと改めて思いました。(中1女子生徒)
・クロックポジションの話を聞いて、もし視覚障害の方に出会ったらクロックポジションを意識して道案内などをしたいと思いました。障害があることは不便そうだなと思ったけど「感謝の気持ちがもてた」と聞いて、その考え方はいいなと思い僕もポジティブに生きたいと思いました。(中1男子生徒)
・パラリンピックの映像を見て「苦労しているんだろうな」と少しネガティブな思いで見ていたけど、講話を聞いて不便なこともあるけど不幸ではないんだと思いました。私には将来の夢があって自分ではがんばってきたつもりで「がんばっても意味がないかもしれない」と最近思っていたけど、夢を追いかけようと思い直しました。ありがとうございました。(中2女子生徒)
・僕は廣瀬さんの話を聞いて障害というものがありながらも人生を楽しんで後悔のないものにしようとする生き方がかっこいいと思いました。特に、様々なことに挑戦すること、夢があるのなら実現するために計画し実行してみること、それが大切だと思いました。(中2男子生徒)
・私には将来の夢がありません。やりたいことも好きなことも、これが得意と言えることもありません。中途半端な人間だと思うし中3ということもあり将来のことを考える授業のときは不安や焦りがありました。廣瀬さんのお話を聞いて「そういえば最近挑戦してないし、なんとなくスマホみてなんとなくだらけてたな」と思いました。「なんとなく」を無くしてやりたいことが見つかるまで沢山挑戦してみようと思います。(中3女子生徒)
開催担当者の声
普段の生活では出会うことがまず難しいだろうパラアスリートの方と出会い、生き方に触れる機会は、生徒の見方や考え方を広げ、多様な生き方や世界に目を向ける貴重な機会になりました。ありがとうございました。