-
- 競技
-
アイスホッケー
-
クロスカントリースキー
-
バイアスロン
-
スノーボード
-
車いすカーリング
-
アルペンスキー
「東京2020パラリンピックにつながる平昌大会に」 IPC山脇理事が聖火リレー
2018.03.09.FRI 公開
いよいよ9日20時に開会を迎える平昌冬季パラリンピック。開会式会場のスタジアムに向かう聖火リレーに、国際パラリンピック委員会(IPC)で唯一の日本人理事である山脇康理事が登場した。
風もなく穏やかな天気。白いユニフォームを身にまとった山脇理事は、会場に到着し「緊張しています」と一言コメントした。
コースになるのは平昌の一柱門(イルチュムン)。この日はIPC理事8人がそれぞれの担当区間をつなぐ。
前の走者であるルカ理事が定刻を少し過ぎた12時55分に到着すると、聖火を引き継いだ山脇理事は、トーチリレーのバスや警備のスタッフに先導されながら、ゆっくりと走り出した。テレビカメラや地元の人の呼びかけに応じて、大きく手を振りながら、約3分間の道のりを笑顔で走り終えた。そして、IPC理事らがつないだ聖火は、次なる会場に運ばれた。
IPCの山脇康理事は、日本パラリンピック委員会の委員長で日本財団パラリンピックサポートセンター(パラサポ)の会長。2016年のリオパラリンピックでも聖火ランナーを務め、今回が2回目だった。
無事、役目を終えた山脇理事は「開会式のハイライトにつながる聖火リレーをほかのIPC理事と一緒に参加できてうれしく思います。明日から9日間に渡る大会で、すべての選手が輝き、躍動する姿を楽しみにしています。そして、900日後の東京2020パラリンピックにつながると実感しています」と感想を語った。
text&photo by Asuka Senaga