パリ2024パラリンピックで見事メダルを獲得した日本代表のメダリストたちを紹介します。
①競技日程別
【DAY1】8月29日(木)
金メダリスト |
競技・種目 |
内容 |
鈴木孝幸🏅 |
水泳・男子50m平泳ぎ(SB3) |
パリ2024パラリンピックの日本勢メダル第1号! 2008年の北京パラリンピックで出した同種目の自己ベストを大きく更新し、金メダルを獲得した。 |
【DAY2】8月30日(金)
銀メダリスト |
競技・種目 |
内容 |
唐澤剣也🥈 |
陸上競技・男子5000m(T11) |
ハイペースなレースで力走。それまでの世界記録を上回るタイムでフィニッシュ。東京大会に続き、2大会連続で同種目の銀メダルを獲得した。 |
鈴木孝幸🥈 |
水泳・男子100m自由形(S4) |
今大会自身2つ目のメダル。同種目は東京大会でも金メダルを獲得しており、2大会連続での表彰台となった。 |
佐藤友祈🥈 |
陸上競技・男子400m(T52) |
現世界記録保持者に及ばず悔しさを口にするも、リオ大会での銀メダル、東京大会での金メダルに続き3大会連続で表彰台に上がった。 |
銅メダリスト |
競技・種目 |
内容 |
富田宇宙🥉 |
水泳・男子400m自由形(S11) |
自身初めての有観客のパラリンピックで表彰台へ。同種目では2大会連続のメダル獲得となった。 |
伊藤智也🥉 |
陸上競技・男子400m(T52) |
佐藤友祈と共に表彰台に。61歳で臨んだパラリンピックで2012年のロンドン大会以来のメダルを獲得した。 |
【DAY3】8月31日(土)
金メダリスト |
競技・種目 |
内容 |
木村敬一🏅 |
水泳・男子50m自由形(S11) |
予選全体4位で決勝に進出。力強い泳ぎで自身のもつ日本記録を更新し、見事金メダルに輝いた。東京大会の男子100mバタフライ(S11)に続き、金メダルは自身通算2個目。 |
銀メダリスト |
競技・種目 |
内容 |
窪田幸太🥈 |
水泳・100m背泳ぎ(S8) |
序盤からスピードに乗りトップ争い。自身2度目のパラリンピックに挑んだ24歳が初めてのメダル獲得。 |
【DAY4】9月1日(日)
銀メダリスト |
競技・種目 |
内容 |
里見紗李奈・山崎悠麻🥈 |
バドミントン・女子ダブルス(WH1-WH2) |
決勝で中国ペアと競り合い。東京大会からの連覇はならず悔しさを口にするも、同種目2大会連続のメダル獲得を果たした。 |
銅メダリスト |
競技・種目 |
内容 |
水田光夏🥉 |
射撃・混合10mエアライフル伏射(SH2) |
0.1点を争う緊迫した展開の中、高得点で同点に追いつき、シュートオフを制して3位に。パラリンピックの射撃で日本初となる記念すべき銅メダルを手にした。 |
遠藤裕美🥉 |
ボッチャ・女子個人(BC1) |
ロングエリアでの争いを正確なショットで制し3位決定戦を勝利。東京大会の杉村英孝選手に続き、日本のボッチャ個人種目では2つ目のメダル。 |
川上秀太🥉 |
陸上競技・男子100m(T13) |
4位との差は実に0.005秒。僅差の戦いを力走で制して初出場のパラリンピックで初のメダルを獲得。 |
梶原大暉・村山浩🥉 |
バドミントン・男子ダブルス(WH1-WH2) |
松本・長島組との日本人ペア対決に逆転勝利し、東京大会から2大会連続となる銅メダル獲得。 |
【DAY5】9月2日(月)
金メダリスト |
競技・種目 |
内容 |
里見紗李奈🏅 |
バドミントン・女子シングルス(WH1) |
相手にリードを許し第1ゲームを先取される苦しい展開も、逆転。東京大会から正式競技となったバドミントン、そのWH1クラス初代女王が、花の都でも金メダルに輝いた。 |
車いすラグビー日本代表🏅 |
車いすラグビー・混合 |
過去2大会、道を阻まれてきた“準決勝の壁”を越え、ついに悲願の金メダル獲得。 |
梶原大暉🏅 |
バドミントン・男子シングルス(WH2) |
自身の国際大会の連勝記録を125まで伸ばし、圧倒的な強さで連覇達成。絶対王者の貫禄を示した。 |
銀メダリスト |
競技・種目 |
内容 |
鬼谷慶子🥈 |
陸上競技・女子円盤投げ(F53) |
自身のもつアジア記録を更新し、初出場のパラリンピックで銀メダルを手にした。 |
銅メダリスト |
競技・種目 |
内容 |
山口尚秀🥉 |
水泳・男子100m平泳ぎ(SB14) |
知的障がいクラスの大型スイマーが、連覇はならずも、東京大会から2大会連続のメダルを獲得。 |
【DAY6】9月3日(火)
銅メダリスト |
競技・種目 |
内容 |
鈴木孝幸🥉 |
水泳・男子200m自由形(S4) |
4位との差は0.03秒。終盤の粘りで今大会3つ目となる銅メダルを獲得。東京大会に続いて金・銀・銅全ての色のメダルを手にした。 |
【DAY7】9月4日(水)
銅メダリスト |
競技・種目 |
内容 |
辻内彩野🥉 |
水泳・女子100m自由形(S12) |
後半の追い上げで見事表彰台に。自身2大会目のパラリンピックでメダル獲得を果たした。 |
木下あいら🥉 |
水泳・女子200m個人メドレー(SM14) |
昨年の世界選手権で2位に入った種目で、パリ大会でも銅メダル。パラリンピック初出場で初メダルとなった。 |
【DAY8】9月5日(木)
金メダリスト |
競技・種目 |
内容 |
上地結衣・田中愛美🏅 |
車いすテニス・女子ダブルス |
前回大会金メダルのペアを激闘の末に下し、女子ダブルスで日本勢初めてとなる金メダルを獲得。歴史に名を刻んだ。 |
和田なつき🏅 |
卓球・女子シングルス(クラス11) |
第1ゲームを失った後、3ゲームを連取。パラリンピックでの卓球のシングルス種目では日本勢初の金メダルを手にした。 |
ゴールボール男子日本代表🏅 |
ゴールボール・男子 |
予選グループを1勝2敗で終えた後、決勝トーナメントで強敵を次々と撃破し、決勝は延長戦でゴールを決め勝利。日本ゴールボール男子初のメダルとなる金メダルを勝ち取った。 |
銀メダリスト |
競技・種目 |
内容 |
福永凌太🥈 |
陸上競技・男子400m(T13) |
天候がすぐれない中、実力を発揮。初出場のパラリンピックで銀メダルを掴みとった。 |
半谷静香🥈 |
柔道・女子48kg級(J1) |
準々決勝、準決勝を延長戦の末制して決勝進出。金メダルはならずも、自身4度目のパラリンピックで初めてのメダルを獲得した。 |
銅メダリスト |
競技・種目 |
内容 |
古川佳奈美🥉 |
卓球・女子シングルス(クラス11) |
接戦の末準決勝で敗れるも、2回目の出場となったパラリンピックで自身初めてのメダルを手にした。 |
遠藤裕美・杉村英孝・廣瀬隆喜🥉 |
ボッチャ・混合チーム(BC1/BC2) |
ボッチャの同種目でリオ、東京に続く3大会連続となるメダル。準々決勝では最終エンドで3点差を追いつきタイブレークで勝利するなど、観客を度々沸かせた。 |
【DAY9】9月6日(金)
金メダリスト |
競技・種目 |
内容 |
上地結衣🏅 |
車いすテニス・女子シングルス |
前回大会金メダリストを決勝で倒し、悲願の女子シングルス金メダル獲得。日本の車いすテニスで同種目初の金メダルであり、今大会自身二冠の快挙を成し遂げた。 |
廣瀬順子🏅 |
柔道・女子57kg級(J2) |
見事な一本勝ちで金メダル。自身リオ大会以来となるメダルは一番輝く色に。パラリンピックにおける柔道の女子種目で日本初の金メダルとなった。 |
瀬戸勇次郎🏅 |
柔道・男子73kg級(J2) |
東京大会後のクラス分けのルール変更に対応。世界ランキング1位の実力を花の都で示し、自身初の金メダルを掴んだ。 |
木村敬一🏅 |
水泳・男子100mバタフライ(S11) |
東京大会で自身初の金メダルを獲得した種目で連覇達成。決勝ではパラリンピックレコードを叩き出し、さらなる進化を見せつけた。 |
銀メダリスト |
競技・種目 |
内容 |
小田凱人・三木拓也🥈 |
車いすテニス・男子ダブルス |
決勝ではイギリスのペアに及ばずも銀メダルを獲得。2人とも自身初のパラリンピックでのメダルとなった。 |
鈴木孝幸🥈 |
水泳・男子50m自由形(S4) |
予選全体2位で決勝に進出し、決勝ではアジア新記録で銀メダル。東京大会に続き、パリ大会でも出場した個人種目全てでメダルを手にした。 |
銅メダリスト |
競技・種目 |
内容 |
佐藤友祈🥉 |
陸上競技・男子100m(T52) |
懸命の走りで今大会2つ目のメダルとなる銅メダル獲得。同種目では自身初めてのパラリンピックでの表彰台となった。 |
小川和紗🥉 |
柔道・女子70kg級(J2) |
準決勝で敗れるも、3位決定戦を合わせ一本で勝利し、東京大会から2大会連続の銅メダル獲得。力を示した。 |
富田宇宙🥉 |
水泳・男子100mバタフライ(S11) |
東京大会から連続となる、木村敬一とのダブル表彰台。銅メダルを手に笑顔を見せた。 |
【DAY10】9月7日(土)
金メダリスト |
競技・種目 |
内容 |
杉浦佳子🏅 |
自転車競技・女子個人ロードレース(C1-3) |
「ロードの女王」の面目躍如。序盤から先頭集団を走り、大接戦を制して金メダルを獲得。東京大会からの連覇達成に加え、自身がもつパラリンピック金メダル獲得の日本最年長記録を更新した。 |
小田凱人🏅 |
車いすテニス・男子シングルス |
世界ランキング1位の相手に一時マッチポイントを握られるも、逆転して激闘に勝利。自身の名前の由来になった凱旋門があるパリの地、そこで迎えた初めてのパラリンピックで、見事金メダルを獲得した。 |
【DAY11】9月8日(日)
銅メダリスト |
競技・種目 |
内容 |
鈴木朋樹🥉 |
陸上競技・男子マラソン(T54) |
トラック競技(中長距離)とマラソンの二刀流ランナーが、マラソンでメダル獲得。東京大会でユニバーサルリレーのメンバーとして手にした銅メダルに続く、自身通算2個目のメダルとなった。 |
道下美里🥉 |
陸上競技・女子マラソン(T12) |
4着でフィニッシュするも、3着の選手が失格となり繰り上がりで銅メダル。連覇はならずも、リオ・東京に続いて3大会連続で表彰台に上がった。 |
②メダル別
金メダル🏅
競技 |
選手 |
種目(クラス) |
車いすテニス |
小田凱人 |
男子シングルス |
車いすテニス |
上地結衣 |
女子シングルス |
車いすテニス |
上地結衣・田中愛美 |
女子ダブルス |
車いすラグビー |
日本代表 |
混合 |
ゴールボール |
日本代表 |
男子 |
自転車競技 |
杉浦佳子 |
女子個人ロードレース(C1-3) |
柔道 |
瀬戸勇次郎 |
男子73kg級(J2) |
柔道 |
廣瀬順子 |
女子57kg級(J2) |
水泳 |
木村敬一 |
男子100mバタフライ(S11) |
水泳 |
木村敬一 |
男子50m自由形(S11) |
水泳 |
鈴木孝幸 |
男子50m平泳ぎ(SB3) |
卓球 |
和田なつき |
女子シングルス(クラス11) |
バドミントン |
梶原大暉 |
男子シングルス(WH2) |
バドミントン |
里見紗李奈 |
女子シングルス(WH1) |
銀メダル🥈
競技 |
選手 |
種目(クラス) |
車いすテニス |
小田凱人・三木拓也 |
男子ダブルス |
柔道 |
半谷静香 |
女子48kg級(J1) |
水泳 |
窪田幸太 |
100m背泳ぎ(S8) |
水泳 |
鈴木孝幸 |
男子50m自由形(S4) |
水泳 |
鈴木孝幸 |
男子100m自由形(S4) |
バドミントン |
里見紗李奈・山崎悠麻 |
女子ダブルス(WH1-WH2) |
陸上競技 |
鬼谷慶子 |
女子円盤投げ(F53) |
陸上競技 |
唐澤剣也 |
男子5000m(T11) |
陸上競技 |
佐藤友祈 |
男子400m(T52) |
陸上競技 |
福永凌太 |
男子400m(T13) |
銅メダル🥉
競技 |
選手 |
種目(クラス) |
射撃 |
水田光夏 |
混合10mエアライフル伏射(SH2) |
柔道 |
小川和紗 |
女子70kg級(J2) |
水泳 |
木下あいら |
女子200m個人メドレー(SM14) |
水泳 |
鈴木孝幸 |
男子200m自由形(S4) |
水泳 |
辻内彩野 |
女子100m自由形(S12) |
水泳 |
富田宇宙 |
男子100mバタフライ(S11) |
水泳 |
富田宇宙 |
男子400m自由形(S11) |
水泳 |
山口尚秀 |
男子100m平泳ぎ(SB14) |
卓球 |
古川佳奈美 |
女子シングルス(クラス11) |
バドミントン |
梶原大暉・村山浩 |
男子ダブルス(WH1-WH2) |
ボッチャ |
遠藤裕美・杉村英孝・廣瀬隆喜 |
混合チーム(BC1/BC2) |
ボッチャ |
遠藤裕美 |
女子個人(BC1) |
陸上競技 |
伊藤智也 |
男子400m(T52) |
陸上競技 |
川上秀太 |
男子100m(T13) |
陸上競技 |
佐藤友祈 |
男子100m(T52) |
陸上競技 |
鈴木朋樹 |
男子マラソン(T54) |
陸上競技 |
道下美里 |
女子マラソン(T12) |
text by parasapo
key visual by AP/AFLO