いよいよ開幕! 東京2020パラリンピック開会式で注目国をチェック!
ついに開幕した東京2020パラリンピック。24日夜に開かれた開会式では、「WE HAVE WINGS(我々には翼がある)」をテーマに、色とりどりのパフォーマンスが繰り広げられ、各国の選手たちも姿を見せた。感動と興奮を予感させる開会式に、パラサポWEBも密着!
“空港”に選手たちが到着!
開会式の会場イメージは、「パラエアポート」という名の空港。入場行進のトップバッターは難民選手団。世界に8000万人以上いるといわれる難民を代表する選手団だ。
今大会がパラリンピック初参加となる国は、ブータン、モルディブ、パラグアイ、グレナダ、セントビンセント・グレナディーンの5ヵ国。近年日本にも馴染み深いブータンから参加する3選手は、ともにアーチェリーの選手。
感染症対策のため、選手たちはマスクを着用。国旗をデザインしたマスクはどこもおしゃれ。そのうちの一つ、ギリシャ選手団は、日本の国旗を振りながら登場。注目選手は、ステファニディス父子。1957年生まれの父ラザロフ、1999年生まれの息子レオンティオス、ともに陸上競技に出場する。
アフガニスタンは国旗だけが入場。平和があって初めてスポーツが楽しめるのだと、あらためて考えさせられる一幕であった。
日本選手団は堂々と、笑顔で行進
日本の一つ前の161番目登場していたのは、次回開催国フランス。国旗と同じ色の並びで選手たちが行進。車いすテニスで国枝慎吾のライバルとなるステファン・ウデが旗手を務めた。
日本選手団は最後となる162番目に登場。旗手は岩渕幸洋(卓球男子)、谷真海(トライアスロン女子)が務めた。
選手たちは皆一様に笑顔で行進。無事この日を迎えられた喜びを実感していたようだ。
今日からはいよいよ競技も開始。9月5日までの熱戦に注目したい!
text by TEAM A
key visual by Takashi Okui