【5月:GW明けパラスポーツの注目大会】世界トップレベルを目撃せよ!

2018.05.11.FRI 公開

夏に向けてパラスポーツの大会が増えるこの時期は、日本で開催される国際大会がめじろ押しだ! 世界トップレベルの迫力ある戦いが日本で見られるうえ、多くの大会が入場無料なのも魅力!! 人気競技の醍醐味を体感できる、激戦必至の大会に出かけてみよう!

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鍛え上げられた身体がスイム、バイク、ランで躍動!

【トライアスロン】
2018 ITU世界パラトライアスロンシリーズ横浜大会

陸上競技からトライアスロンへ転向した土田和歌子(昨年の同大会 優勝シーン)

義足の選手や視覚障がい選手など障がいによって泳ぎ方や走り方もさまざま。スイム、バイク、ランの総合タイムを競うトライアスロンでは、スイムからバイク、バイクからランへと移行するトランジションをいかに短縮できるかも見どころだ。毎年、世界の強豪が集う同大会のコースは、アップダウンが少なく、スピードレースになること必至。その迫力をぜひ沿道で体感してほしい。

注目選手:
土田和歌子(PTWC)、佐藤圭一(PT25)、秦由加子(PTS2)、谷真海(PTS4)など

リオパラリンピック後に改良した義足で走る秦由加子

【見どころ教えて!秦由加子選手】

会場はフードやスポーツメーカーのブースが並んで、まさにお祭り! チケットいらずで誰が来ても楽しめるのが大会の魅力です。東京2020パラリンピックもこんな雰囲気になるのかなと想像しながら観戦してもらえたらうれしいです。

開催日:2018年5月12日(土)、13日(日)
開催場所:神奈川県横浜市・山下公園周辺特設会場
入場料:無料


巧みな車いす操作と力強いショットを見よ!

【車いすテニス】
第34回飯塚国際車いすテニス大会(JAPAN OPEN 2018)

パワーショットが持ち味の眞田卓 (写真は昨年のBritish Open)
© Getty Images Sport

日本のトップ選手はもちろん世界の一流プレーヤーが集結する国内最大級の国際大会。シングルス優勝者に天皇盃、女子シングルス優勝者には皇后盃が下賜(かし)される。JAPAN OPEN 2018 見どころ特集記事はこちら

注目選手:
上地結衣(女子)、国枝慎吾(男子)、眞田卓(男子)、大谷桃子(女子)など

開催日:2018年5月14日(月)~19日(土)
開催場所:福岡県飯塚市・筑豊ハイツテニスコートなど
入場料:無料


車いす同士の激しい攻防やパスワークが醍醐味!

【車いすバスケットボール】
第46回日本車いすバスケットボール選手権大会

車いすバスケットボールのクラブチームナンバーワンを決める年に一度のビッグイベント。今年から優勝チームに天皇杯が贈られる。出場チームは、前回大会優勝の「宮城MAX」、同準優勝の「NO EXCUSE」(東京)、そして予選を勝ち抜いた6チームの計8チームだ。10連覇のかかる宮城MAXを阻止するチームは現れるか!?

日本代表でも活躍する不動のセンター藤本怜央(宮城MAX)

注目選手:
藤本怜央(宮城MAX)、古澤拓也(パラ神奈川SC)、鳥海連志(パラ神奈川SC)など

若手注目株の古澤拓也(パラ神奈川SC)

【意気込み教えて、藤本怜央選手!(宮城MAX所属)】

宮城MAXが優勝すれば、前人未到の10連覇。もちろん、それがこの大会の目標です。この10年間いろいろな思いを込めてやってきたので、集大成となる大会にしたいです。

開催日:2018年5月19日(土)、20日(日)
開催場所:東京都調布市・武蔵野の森総合スポーツプラザ
入場料:無料


車いす同士がぶつかり合うタックルの応酬!

【ウィルチェアーラグビー】
2018ジャパンパラウィルチェアーラグビー競技大会

日本が誇るスピードスター池崎大輔の存在感は健在だ

リオパラリンピック銅メダルのスター選手も集結し、「東京パラリンピックの金メダル」という最大の目標に向かってチーム一丸となる日本代表。今大会はイギリス(世界ランキング5位)、フランス(同7位)、スウェーデン(同6位)の3ヵ国を迎え撃つ。6月のカナダカップ、8月に開催される世界選手権大会を前にした重要な大会でもあり、選手たちの気合いがみなぎる。

注目選手:
池崎大輔池透暢倉橋香衣など

昨年の大会でブレイクした女性ローポインターの倉橋香衣

開催日:2018年5月24日(木)~27日(日)
開催場所:千葉県千葉市・千葉ポートアリーナ
入場料:無料

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text by TEAM A
photo by X-1

『【5月:GW明けパラスポーツの注目大会】世界トップレベルを目撃せよ!』