-
- 競技
-
陸上競技
-
ボッチャ
-
パワーリフティング
-
射撃
-
車いすラグビー
青森県三沢市で「i enjoy !パラスポーツパーク」を開催!スペシャルトークショーで平野ノラさんとパラアスリートが共演
市民が気軽に利用できるスポーツ・レクリエーション施設「三沢市国際交流スポーツセンター」のオープンを記念し、三沢市国際交流スポーツセンターオープニング実行委員会主催のもと10月15日、「パラスポーツ体験イベントi enjoy !パラスポーツパーク」を開催した。
イベントではパラスポーツ7競技(※)の体験やスポーツ能力測定を実施。1日限定の開催ながら、市内外から400人を超える人が訪れた。
※ボッチャ、陸上競技(レーサー車いす)、車いすバスケットボール、車いすカーリング、パラ・パワーリフティング、車いすタイムトライアル、射撃(ビームライフル)
昼に行われたスペシャルトークショーでは最初に人気お笑い芸人の平野ノラさんがおなじみの入場曲に合わせて登場。お客さんを巻き込んだ“バブリーネタ”に会場は世代を超えて笑いに包まれた。
その後、リオパラリンピックに出場した女子車いす陸上の中山和美、シドニーパラリンピック男子車いすバスケットボール日本代表キャプテンの根木慎志、東京パラリンピックを目指すパラ・パワーリフティング選手のマクドナルド山本恵理を交えクロストークが行われた。
とくに、根木は自身が講師を務める「あすチャレ! School」で昨年6月に三沢市内の全小学校(7校)と米軍三沢基地内ユースセンターを訪問しており、久しぶりに再会した子どもたちからも「ネジ―!ネジ―!」と大人気だ。
米軍三沢基地が所在する国際色豊かな市の特性を活かし、同じ地域に住む住民者同士のスポーツを通じた交流の活性化を目的に建設された三沢市国際交流スポーツセンター。ユニバーサルデザインにも配慮された同施設は、国籍だけでなく、年齢や性別、障がいの有無に関わらず皆がスポーツを楽しめる環境が整っている。
三沢市はすでに2020年東京パラリンピックに向けたウィルチェアーラグビー・カナダチームの事前キャンプ地に内定しており、今後もパラスポーツを通じた住民との交流を通じてパラスポーツの振興、インクルーシブ社会の実現が期待される。
今回のイベントにボランティアとして参加した地元の高校2年生は、「人と触れ合う仕事に興味があります。将来の夢は獣医で、動物を通じて人と触れ合えるところに惹かれています。今回はボランティアとして参加して、パラスポーツを通して多くの人と触れ合うことができました。今日、ウィルチェアーラグビー・カナダチームの合宿地に内定したことを初めて知り、ボランティアなど自分も何かしら関わりたいと思いました」と語ってくれた。
イベント参加者からは、すでに地域の子ども会へのボッチャセット貸出の問い合わせがあったという。こうしたイベントがひとつのきっかけとなり、パラスポーツが地域に溶け込み、拡がっていくのかもしれない。
<参加者の声>
- 平野ノラ(お笑い芸人)
車いすバスケの体験がめちゃくちゃ楽しかった。チームプレーが面白い!もっと練習して次はもっと上手くなりたい!!
- 小学校5・6年生の3人(テニスチームのチームメイト)
パラ・パワーリフティングの体験コーナーでマックさん(マクドナルド山本恵理)からサインをもらってすっごく嬉しかった!これから応援していきたいです!! - 小学校5年女児の保護者
今日はもともと平野ノラさん目的でイベントに来ましたが、お昼ご飯食べるタイミングを逃すほど、パラスポーツの体験会を楽しんでしまいました!
「i enjoy ! パラスポーツパーク」について
日本財団パラリンピックサポートセンター(パラサポ)はパラスポーツの振興とその先にあるインクルーシブな社会の実現を目指して全国でパラスポーツ体験の機会を提供しています。
text&photo by Parasapo