パラアスリート、2021年の誓い。<パラリンピック22競技:前編>

パラアスリート、2021年の誓い。<パラリンピック22競技:前編>
2021.01.21.THU 公開

2021年を迎え東京2020パラリンピックで実施される22競技のアスリートたちに、今年の決意を表す四字熟語と、そこに込めた想いを伺いました。

柔道廣瀬 順子 「孜孜不倦」

©X-1

努力し続けることが、強くなるために一番大切だと思うので、この四字熟語を選びました。 東京パラリンピックに向けて諦めずに努力し続け、最高の結果を出したいです。

自転車木村 和平 「無二無三」

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昨年は新型コロナウイルスの蔓延や、東京パラリンピックの延期により、モチベーションを保つ事が難しい1年でした。 2021年は周りの状況に左右されず、競技のみに集中して頑張りたいという気持ちを込めました。 目指す場所は1つ、集中すべき事も1つ、無二無三に走り抜けたいです。

馬術鎮守 美奈 「勇往邁進」

©JRAD

延期をさらなるパワーに変えて、東京2020という舞台で目標とする演技ができるよう、邁進したいという思いを込めて……。

ボート/有安 諒平 「心身一如」

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心身の不分離を表し、身体の鍛錬は、同時に心の鍛錬に繋がる事を教えてくれる言葉です。一人の人間として、一人のパラアスリートとして、広い視野で心身ともに強くありたいと思い、この言葉を選びました。目標に向かって、淡々と進み続ける静かで強い精神と、波風に負けずに漕ぎ続ける強い身体を作るべく、心身一如の気持ちを持って一年を過ごしたいです。

アーチェリー重定 知佳 「射石飲羽」

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「どんなに困難なことに対しても、精神を集中して一心に事にあたれば、できないことはないということ」という意味ですが、『東京パラリンピックに出場して金メダルを取りにいく!』という目標を掲げ日々練習を重ねてきました。新型コロナウイルス感染拡大の影響で1年延期になったり、練習ができなくなったりと狂いが生じてしまったけれど、今できることをコツコツ努力すれば、成し遂げられると思っています。

射撃水田 光夏 「一意専心」

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普段は違いますが、競技中は他のことに心動かされることなく、ただ一点の的に心を集中させてひたすら自分自身と向き合い、自分らしい丁寧な射撃をすることに通ずる言葉だと思い選びました。

車いすバスケットボール古澤 拓也 「初志貫徹」

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2021年は、車いすバスケットボールを始めた頃を思い出し、日本代表に憧れ目標とした時期のように、貪欲に成長していきたいと思います! 東京パラリンピックに向けて、日本チームが取り組んできたバスケットボールで、歴史を変えていきます。応援よろしくお願いいたします。

ボッチャ廣瀬 隆喜 「一致協力」

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心を一つにして、力をあわせるという意味です。火ノ玉JAPANのチームテーマが「一丸」です。選手・スタッフ・スポンサー企業さん・所属会社の方・地元の応援など、多くの皆さんの協力で選手は、競技活動が出来ていると思っていますので、選手は、皆、感謝の気持ちを常に思い続けながら、活動しています。今年のパラリンピックを戦う意味でも、一致協力と言う四字熟語は適していると思いました。全国各地でボッチャを楽しんでくださってる方が増えています。その方々からも応援して頂けるように一丸となって、今年のパラリンピックを戦います。応援がいつも以上の力を発揮すると思っています。火ノ玉JAPANの応援よろしくお願いします!

パワーリフティング大堂 秀樹 「完全復活」

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ここ数年は特に怪我で思うようなトレーニングができず記録を戻すのが精一杯で伸ばすところまで行けなかった。今年は思うように体が動く所まで戻し、日本記録更新したい。完全体でパラリンピックに出場したいと願います。

テコンドー田中 光哉 「新進気鋭」

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2021年東京パラリンピック大会でお披露目となるパラテコンドー競技の、その9月2日のテコンドー競技初日の出場予定の初選手として予定していることもあり、この熟語を選びました。そして世界的には競技歴の浅い私はまだ警戒されていない立場なので、この1年の延期期間で成長した姿を大舞台で示して、金メダルを取ってみせるという強い思いを込めました。華麗な蹴り技と激しいコンタクト、障がいに応じた戦術を駆使したスリリングな格闘技を是非2021年はチェックしてみてください!

ゴールボール田口 侑治 「遠山遠目」

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この言葉は、高校時代所属していた剣道部の心得として、チームのスローガンでもありました。目の前の事に一喜一憂するのではなく、中期的、長期的な目標を掲げ、視野を広く持ち、自らの道を突き進んでいくという意味があります。パラリンピックでのメダル獲得に向け、今後もこの言葉を心に刻み、取り組んでいきます。

ゴールボール小宮 正江 「雲外蒼天」

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努力して克服すれば快い青空が望めること、という意味の四字熟語です。これまで一つ一つの課題を挑戦しできることを増やし頂点への道のりを進んできています。しかし、まだまだ課題があり個人としてもチームとしても努力し進化が必要です。きつい時ほど仲間と話し、笑顔で克服して進化していきます。東京パラリンピックでは、支えてくれた方々への感謝の気持ちを込めて、最高のプレーを発揮し仲間と笑顔の花を咲かせ頂点に登ります!

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