【9月の注目大会】2020年に向けて進化を遂げる選手たちのパフォーマンスに興奮!

【9月の注目大会】2020年に向けて進化を遂げる選手たちのパフォーマンスに興奮!
2018.08.28.TUE 公開

東京2020パラリンピック開幕まであと2年! 9月はリオパラリンピックメダリストをはじめ、世界選手権のチャンピオンなどトップアスリートが参戦する規模の大きな大会が多数開催される。北九州(福岡)で開催されるパラパワーリフティングなど演出に工夫をこらした大会も。入場無料で最高のパフォーマンスを見られるこの機会に、日本選手はもちろんのこと、個性豊かな海外選手のパフォーマンスもぜひチェックしておきたい。

各大会のスケジュールはこちらでチェック!

アジアパラ代表候補選手の仕上がりをチェック!

【陸上競技】
第29回日本パラ陸上競技選手権大会

今年の全日本チャンピオンを決する日本選手権は、高松が舞台に。10月にインドネシア・ジャカルタで開催されるアジアパラ競技大会を前に、気合いが入る選手たちはどんなパフォーマンスを披露してくれるか。条件が揃えば、新記録も続出するだろう。出場選手は7月のジャパンパラ、8月のID陸上競技選手権でも活躍した面々が顔をそろえる。もちろん、未来のアスリートにも熱い視線を送ろう!

10月のアジアパラ競技大会で旗手を務める前川楓(写真は2018ジャパンパラ陸上競技大会)©X-1
T52 400m・1500mの世界記録保持者・佐藤友祈
(写真は2018ジャパンパラ陸上競技大会)©X-1

注目選手:前川楓、山口光男、佐藤友祈など

開催日:2018年9月1日(土)、2日(日)
開催場所:屋島レクザムフィールド<高松市屋島競技場>(香川県高松市)
入場料:無料

開催場所は2020年大会と同じ舞台!

【自転車】
2018日本パラサイクリング選手権・トラック大会

毎年、健常者の全日本選手権大会と共催で行っている本大会。競技会場は東京2020パラリンピックの舞台となる伊豆ベロドロームだ。注目選手は8月のUCIパラサイクリング・ロード世界選手権で2年連続アルカンシェル(世界選手権自転車競技大会の優勝者に与えられるジャージ)を獲得した野口佳子。片足で自転車を漕ぐ川本翔大、藤井美穂も出場予定だ。日本を代表する選手たちの走りをパラリンピックの本番会場で応援しよう!

アルカンシェルをまとう野口佳子
(写真は2018ツール・ド・フランスさいたまクリテリウム)©X-1
川本翔大は2月のアジア選手権(男子C1-3 3km個人パーシュート)で優勝している
©X-1

注目選手:野口佳子、川本翔大、藤井美穂など

開催日:2018年9月8日(土)、9日(日)
開催場所:伊豆ベロドローム(静岡県伊豆市)
入場料:無料

世界の超人たちが魅せる!

【パワーリフティング】
2018北九州ワールドパラパワーリフティング
アジア&オセアニアオープン選手権大会

アジア・オセアニアを中心に31ヵ国から234名の選手が参加を予定している国際大会で、日本選手は総勢29名がエントリー。本大会の開催は2020年に向けてパワーリフティングの盛り上げを図る側面もあり、「魅せる」スポーツとして競技場ではなく“劇場”で開催される。演出にもこだわりがあり、そのパフォーマンスは競技を超えた魅力を放ってくれそうだ。リオパラリンピックで活躍したメダリストの半数が参加するハイレベルな大会。とくに”世界一の力持ち”であるシアマンド・ラーマン(イラン)の試技は必見だ。

ベトナムのパワーリフター、ル・バンコンは49㎏級の世界記録保持者(写真はリオパラリンピック)©X-1
310㎏の世界記録を持つイランのシアマンド・ラーマン
(写真は2017年のエレイコカップ) ©X-1

【意気込み教えて! 大堂秀樹選手(男子88㎏級)】

リオパラリンピックの後、手術をし、本格復帰の試合になる。調子はすごくいい。5年弱ベストを更新できていないので、今回は自分の日本記録(196㎏)を更新し、メダルを獲って開催地の北九州の皆さんや応援してくれる方に恩返ししたい。世界では人気の高いパワーリフティングをぜひ見に来てください!

注目選手:シアマンド・ラーマン、大堂秀樹、小林浩美など

開催日:2018年9月8日(土)~12日(水)
開催場所:北九州芸術劇場(福岡県北九州市)
入場料:無料

パンパシパラで活躍したメダリストらが出場!

【水泳】
2018ジャパンパラ水泳競技大会

8月にオーストラリア・ケアンズで行われた2018パンパシフィックパラ水泳選手権大会で表彰台を賑わせた“トビウオパラジャパン”。その代表選手らが、今度は横浜でその泳ぎを見せてくれる。国内最高峰と称される本大会は、海外選手も出場する門戸の開かれた大会へとスケールアップ。連日、観客の期待を裏切らない熱戦が繰り広げられる。アジアパラ競技大会に向けてやる気がみなぎる選手たちによる新記録樹立の瞬間に立ち会おう!

パンパシパラでも躍動した日本が誇るトップスイマーの木村敬一 ©X-1
リオパラリンピックの100m背泳ぎ(S9)で金メダルを手にしたオーストラリアの
エリー・コール(写真は2018 Australia Swimming National Trials)© Getty Images Sport

注目選手:エリー・コール、木村敬一、中島啓智など

開催日:2018年9月22日(土)~24日(月)
開催場所:横浜国際プール(神奈川県横浜市)
入場料:無料

日本人選手の前回大会を上回るメダル獲得数に期待!

【バドミントン】
ヒューリック・ダイハツJAPANパラバドミントン国際大会2018

昨年に引き続き、東京・町田で開催される世界バドミントン連盟公認の国際大会。前回大会では、SU5優勝の鈴木亜弥子を筆頭に16人の日本人選手がメダルを獲得。今回も世界ランキング上位に位置するトップレベルの日本人選手が出場を予定しており、その活躍に期待が膨らむ。直後に行われるアジアパラ競技大会の勝敗の行方も占う今大会は、初戦から決勝までコートから目が離せない!

世界ランキング1位の鈴木亜弥子 ©X-1
日本の若きエース・今井大湧に優勝の期待がかかる
(写真は2017年のアジアユースパラ競技大会) ©X-1

注目選手:山崎悠麻、藤原大輔鈴木亜弥子豊田まみ子など

開催日:9月26日(水)~30日(日)
開催場所:町田市立総合体育館(東京都町田市)
入場料:無料

※スケジュ―ルや出場選手は予定であり、変更になる場合があります。最新情報は公式サイトなどでご確認ください。

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text by TEAM A
key visual by X-1

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