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【11月:パラスポーツ注目大会】スポーツの秋は大会が盛りだくさん!
1年でもっともパラスポーツの大会数が多い秋。11月は日本代表選手が登場する大会も多く、インドネシア2018アジアパラ競技大会で活躍した選手らも多数出場予定だ。なかでも、世界の強豪が来日するブラインドサッカー、車いすマラソンは必見。また、女子車いすバスケットボールやゴールボールなど、日本一を決定する大会も! 実際に競技を体験できる大会も多いので、パラスポーツに触れるチャンスだ。
各大会のスケジュールはこちらでチェック!
世界ランキング2位の強豪と激突!
【5人制サッカー】
ブラインドサッカーチャレンジカップ 2018
(日本代表 vs アルゼンチン代表)
東京2020パラリンピックへ向けた競技の普及とメダル獲得のために新設された国際親善大会。初開催となる記念すべき今大会の対戦相手は、世界ランキング2位の強豪・アルゼンチン代表だ。攻撃的な戦術を強化中の同9位・日本代表はどこまで猛者に食らいつけるか。攻撃の要である川村怜を中心に、堅守のアルゼンチンからゴールを奪えるかが観戦の見どころだ。また、今回代表初選出となる丹羽海斗のプレーもチェックしたい。
注目選手:
フロイラン・パディジャ(アルゼンチン)、川村怜(日本)、黒田智成(日本) など
開催日:2018年11月4日(日)
開催場所:町田市立総合体育館(東京都町田市)
入場料:無料(特典付有料席あり)
アジアパラ日本代表&ベテラン選手も参戦!
【射撃】
第31回全日本障害者ライフル射撃競技選手権大会
10月のアジアパラには6人の日本代表選手を送り込んだものの、メダルなしに終わってしまった射撃の日本代表。直後の大会とあって、出場する日本代表選手にとっては自身の課題に挑戦する大会になるだろう。千葉での開催となる今大会は、ベテランも若手も日本チャンピオンの座をかけて闘志を燃やしており、来年度の強化指定選手を占う大会になる。
注目選手:
渡邊裕介、望月貴裕、大滝健太郎 など
開催日:2018年11月10日(土)、11日(日)
開催場所:千葉県総合スポーツセンター射撃場(千葉県千葉市)
入場料:無料
記念すべき最初の賜杯を手にするのは!?
【車いすバスケットボール】
皇后杯 第29回日本女子車いすバスケットボール選手権大会
女子車いすバスケットボールのクラブチーム日本一決定戦! 前回大会は、10月のアジアパラ日本代表の若手・北間優衣(前回MVP)や柳本あまね(前回3ポイント賞)が所属する、カクテル(大阪)が優勝。初の皇后杯をかけて争われる今回も、元男子代表の藤井新悟が指揮をとるSCRATCH(東北北陸)、同じく元代表の大島朋彦がヘッドコーチを務めるBrilliant Cats(東海北陸)ら強豪チームが顔を揃える。
注目選手:
柳本あまね(カクテル)、北間優衣(カクテル)、藤井郁美(SCRATCH) など
開催日:2018年11月10日(土)、11日(日)
開催場所:神戸グリーンアリーナ(兵庫県神戸市)
入場料:無料
日本代表の登竜門からヒーロー誕生に期待!
【車いすバスケットボール】
2018北九州チャンピオンズカップ
北九州市で開催される国際車いすバスケットボール大会。今年は市制55周年記念となり、カナダ、オランダ、タイ、日本の4チームで争われる。前回大会で優勝した日本の活躍はいかに!? 日本代表の登竜門でもある本大会だけあって、日の丸を背負う若きホープの誕生にも期待だ。「第20回全日本ブロック選抜車いすバスケットボール選手権大会」と「第13回北九州市小学生車いすバスケットボール大会」も同時開催。
注目選手:
鳥海連志、川原凛、古澤拓也 など
開催日:2018年11月16日(金)~18日(日)
開催場所:北九州市立体育館(福岡県北九州市)
入場料:400円(前売り)、500円(当日)※高校生以下、65歳以上、障がいのある方及び介助者1名は入場無料
年に一度のチーム頂上決戦!
【ゴールボール】
日本ゴールボール選手権大会
クラブチームの日本一を決める国内最高峰の大会。今年7月と9月に行われた男子・女子それぞれの予選を勝ち抜いた上位チームで争われ、男子は6チーム、女子4チームが出場する。男子は、予選を1位で通過し、昨年MVPを獲得した辻村真貴が所属するAmaryllisに攻勢をかける他のチームの戦いぶりに注目したい。また、アジアパラで金メダルに輝いた日本代表が多数出場する女子の戦いも必見だ。
注目選手:
辻村真貴(Amaryllis)、山口凌河(国リハMen’sチーム雷)、欠端瑛子(MoonLuster) など
開催日:2018年11月16日(金)~18日(日)
開催場所:足立区総合スポーツセンター(東京都足立区)
入場料:無料
国内外の有名選手が優勝を目指す伝統の大会
【陸上競技】
第38回大分国際車いすマラソン大会
昨年は残念ながら中止になってしまった同大会。だからこそ、エントリーする選手たちの大会にかける思いも強いだろう。例年、国内だけでなく海外からも有名選手が参戦するのも同大会の特長。フラットな高速コースが特徴的で、世界記録誕生の瞬間に立ち会えるかもしれないエキサイティングさが魅力だ。男子フルマラソンは、1999年にハインツ・フライ(スイス)がマークした1時間20分14秒を更新できるか?
注目選手:
マルセル・フグ(スイス)、西田宗城、廣道純 など
開催日:2018年11月18日(日)
開催場所:大分県庁前など(大分県大分市)
入場料:無料
障がい者馬術国内最高峰の大会!
【馬術】
第26回全国障がい者馬術大会/第2回全日本パラ馬術大会
障がい者馬術国内最高峰と称される本大会。パラリンピックでも実施されるFEIパラ馬場馬術競技はもちろんのこと、初級馬場馬術競技、スペシャル競技、ジムカーナ競技、トレッキングの5種目が実施される。普段、なかなか馬術に触れる機会は少ないが、本大会は競技以外にも、カドリールやホースショー、無料乗馬体験・無料馬車試乗会のほか、露店などもあり、お祭り感覚で楽しめるのが魅力だ。
注目選手:
高嶋活士、鎮守美奈、稲葉将など
開催日:2018年11月23日(金)~25日(日)
開催場所:三木ホースランドパーク(兵庫県三木市)
入場料:無料
※スケジュ―ルや出場選手は予定であり、変更になる場合があります。最新情報は公式サイトなどでご確認ください。
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text by TEAM A
photo by X-1