【６～７月のパラスポーツ注目大会】ターゲットはパリ！ 代表内定選手にエールを送ろう！

パリ2024パラリンピック開幕が近づくなか、国内では日本一の座をかけた戦いが目白押し！ パリパラリンピックの日本代表内定選手が出場する競技の大会もあれば、出場を目指してラストチャンスにかける選手たちが出場する大会もある。いずれの試合もパリを見据えた選手たちが出場するとあって見どころ満載だ。

各大会のスケジュールはこちらでチェック！

パリに向けたラストスパート

【陸上競技】
第35回日本パラ陸上競技選手権大会

ワールドパラアスレティクス（WPA）公認大会で、三重県では初開催。２日間にわたって身体障がい、知的障がいの国内トップクラスの選手が各種目の日本一をかけて熱戦を繰り広げる。トラック種目の大きな国内大会としては、パリパラリンピック前の最終戦。すでに内定している選手たちは貴重な実戦で最終調整を図る。また、ハイパフォーマンス割当枠の推薦を狙う選手は、記録でアピールができる国内で最後の場。士気の高まった選手たちのパフォーマンスを見守りたい。

注目選手：前川楓、井谷俊介、佐々木真菜 など
開催日：2024年６月８日（土）、９日（日）
開催場所：三重交通G スポーツの杜 伊勢陸上競技場（三重県伊勢市）
入場料：無料

パラローイングの国内最高峰大会

【ローイング】
第102回全日本ローイング選手権大会

東京2020大会と同じ「海の森水上競技場」で行われる国内最高峰の大会。パラローイング種目は、「PR1男子シングルスカル」と「PR3男子ペア」の２種目が行われる（それぞれ決勝は23日に実施）。４月に韓国で行われたアジア・オセアニア予選のPR1男子シングルスカルで繰り上がりで優勝し、パリパラリンピック日本代表に内定している森卓也も参戦する。

注目選手：森卓也、有安諒平、坂口宥太 など
開催日：2024年６月20日（木）～23日（日）
開催場所：東京都江東区 海の森水上競技場（東京都江東区）
入場料：【前売り券】1000円～、【当日券】1500円～。席種、日にちによって価格が異なります。一部高校生・中学生料金、４日間通し券、２日間通し券あり。詳しくは全日本選手権大会に関する大会特設サイトおよびチケット販売サイトをご確認ください。

チャンピオンの座をかけた戦い

【自転車競技】
日本パラサイクリング選手権・ロード大会

各種目の日本チャンピオンの座をかけ、パラサイクリストたちが火花を散らす！ 舞台は、東京2020大会の会場になった伊豆ベロドロームがある伊豆市サイクルスポーツセンター。健常の「全日本自転車競技選手権大会 ロード・レース」および「全日本選手権個人タイム・トライアル・ロード・レース大会」が同時に開催される。自転車競技ならではのスピード感はもちろんのこと、ハンドバイクやトライシクル（三輪自転車）など、パラサイクリングならではのレースも見どころだ。

注目選手：杉浦佳子、川本翔大、藤田征樹 など
開催日：2024年６月21日（金）
開催場所：日本サイクルスポーツセンター（静岡県伊豆市）
入場料：無料

パリに向けた国際強化試合

【ブラインドフットボール】
ダイセル ブラインドサッカージャパンカップ 2024 in 大阪

ブラインドフットボール男子日本代表が、海外３チームを迎え撃つ国際強化試合。男子日本代表にとっては、パリパラリンピック前に出場する最後の大会となる。国内で行われる有観客の試合は、なんと2019年12月以来となる４年半ぶりだ。会場は大阪駅の目の前に位置する「グランフロント大阪 うめきた広場」で、気軽に見に行ける好アクセス。パリで初のメダル獲得を目指す中川ジャパンの勇姿を目に焼きつけよう。

注目選手：川村怜、平林太一、後藤将起 など
開催日：2024年７月４日（木）～７日（日）
開催場所：グランフロント大阪 うめきた広場（大阪府大阪市）
入場料：無料

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※各大会の出場選手は未定です。ここでは現時点で出場が見込まれる選手を注目選手としてピックアップしています。

text by TEAM A
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