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【12月のパラスポーツ注目大会】年末は頂上決戦で、熱くなれ!
2018年も残り1ヵ月。今年を締めくくる大会は、世界のスター選手が来日する国際大会に加え、日本一を決める頂上決戦がめじろ押し! 世界選手権の金メダリストたちが各チームに分かれて出場するウィルチェアーラグビー、大会の成績が東京2020パラリンピックの選考に大きく影響するボッチャなどで、ライバルたちが火花を散らす白熱の戦いが見られるはずだ。車いすフェンシングは、日本を代表するトップクラスの選手はもちろんのこと、リオ2016パラリンピックで金メダルを獲得した海外選手も参戦。冬でも熱い戦いを、しかと目に焼きつけよう。
各大会のスケジュールはこちらでチェック!
若手も多く参戦する世界への登竜門!
【水泳】
第35回日本パラ水泳選手権大会
10月のインドネシア2018アジアパラ競技大会で金メダル23個を含む計80個のメダルを獲得し、選手層の厚さを誇る日本のパラ水泳。本大会は世界への登竜門だけあって注目度が高く、ベテランはもちろんのこと若手選手たちも気合いを入れて大会に臨む。前回の第34回大会では、日本新記録3、アジア新記録1が誕生したが、果たして今回は……? 来シーズンの飛躍を占う、年に一度の日本選手権に足を運ぼう!
注目選手:
池あいり、山田拓朗、小野智華子 など
開催日:2018年12月1日(土)、2日(日)
開催場所:三重県スポーツの杜鈴鹿水泳場(三重県鈴鹿市)
入場料:無料
※本事業は、パラスポーツ応援チャリティーソング『雨あがりのステップ』寄付金対象事業です。
ボッチャ各クラスの日本一を決める!
【ボッチャ】
第20回日本ボッチャ選手権大会本大会
前回の上位者および予選会を勝ち抜いた精鋭のみが出場できる、ボッチャの日本一決定戦。この大会は2019年の日本ボッチャ協会強化指定選手選考基準のひとつとなっており、今大会で活躍した選手が東京パラリンピックに出場する可能性が非常に高い。どのクラスも激戦必至だが、なかでも注目は日本の2大エースが出場するBC2クラス。昨年は杉村英孝が、一昨年は廣瀬隆喜が優勝している。今年の日本一はだれの手に!?
開催日:2018年12月1日(土)、2日(日)
開催場所:福島市国体記念総合体育館(福島県福島市)
入場料:無料
最もハイレベルな国内大会!
【卓球】
2018FIDジャパン・チャンピオンリーグ卓球大会
6月に行われた「2018FIDジャパン・チャンピオンシップ卓球大会」の男子ベスト12と女子ベスト8の選手が出場し、総当たり戦を行う。10月の世界選手権で日本の知的障がい者選手として初メダルの快挙を達成した古川佳奈美も出場するが、大会の順位は2019年度の日本代表チーム選考に大きく影響するため、選手たちはいつも以上に闘志を燃やして準備している。東京パラリンピックで輝く選手たちの熱い戦いの始まりだ!
注目選手:
古川佳奈美、加藤耕也、竹守彪 など
開催日:2018年12月1日(土)、2日(日)
開催場所:横浜市平沼記念体育館(神奈川県横浜市)
入場料:無料
男女の日本一は誰の手に!?
【シッティングバレーボール】
第22回日本シッティングバレーボール選手権大会
シッティングバレーボール国内最高峰の大会となる日本選手権。今年も、クラブチーム日本一の座をかけて、全国各地から集まった男女のクラブチームが激突する。昨年の覇者は男子が「千葉パイレーツ」、女子が「東京プラネッツ女組黒」。両チームともに、今年8月に行われた「第21回夏パラバレーボール選手権大会」でも優勝を果たしている強豪だが、彼らを苦しめるチームは現れるのか!?
注目選手:
小方心織吏(東京プラネッツ女組)、波田みか(東京プラネッツ女組)、田澤隼(千葉パイレーツ) など
開催日:2018年12月8日(土)、9日(日)
開催場所:武蔵野総合体育館(東京都武蔵野市)
入場料:無料
クラブチームから世界へ羽ばたけ!
【パラアイスホッケー】
2018 国内クラブチーム選手権大会
冬季パラリンピックの人気競技であるパラアイスホッケー。そのクラブチームによる日本一決定戦が今大会だ。今年は、「東京アイスバーンズ」と「長野サンダーバーズ」に加えて8月に発足した「ロスパーダ関西」が初出場。早朝に始まる試合もあるが、平昌2018冬季パラリンピックに出場したトップ選手らによるプライドをかけた対決が見られるめったにないチャンス。コンタクトプレーが認められている「氷上の格闘技」の迫力を間近で感じよう!
注目選手:
石川雄大(東京アイスバーンズ)、森マルコス(長野サンダーバーズ)、濱本雅也(ロスパーダ関西) など
開催日:2018年12月8日(土)、9日(日)
開催場所:やまびこの森アイスアリーナ(長野県岡谷市)
入場料:無料
世界ランキングアップを狙え!
【車いすフェンシング】
2018年IWAS車いすフェンシングワールドカップ京都大会
10月のアジアパラでは、銀メダル2個、銅メダル7個の活躍を見せた日本の車いすフェンシング。京都で初開催されるワールドカップには、強豪ぞろいのヨーロッパ勢をはじめ、各国のトップ選手が来日する。東京パラリンピックに向けて勢いをつけたい日本の選手たちは、世界を相手にどんな戦いを見せてくれるのか。世界ランキングアップを狙うためにも重要な一戦。一瞬たりとも目が離せない戦いになりそうだ。
注目選手:
ベアトリーチェ・ヴィオ(イタリア)、加納慎太郎、櫻井杏理 など
開催日:2018年12月13日(木)~16日(日)
開催場所:グランドプリンスホテル京都(京都府京都市)
入場料:無料
年に一度のクラブチーム日本一決定戦!
【ウィルチェアーラグビー】
日本選手権大会第20回記念大会
この8月、世界選手権で初優勝に輝いた日本代表。世界の強豪へと成長した選手たちを支えるのは、普段彼らが練習するクラブチームだ。全国から8チームが出場する日本選手権は、そのクラブチームの日本一を決するとあって毎年白熱の試合が繰り広げられる。今年は、助っ人オーストラリア人のマット・ルイス擁するOkinawa Hurricanes、初出場のFukuoka Dandelionなどが「第20回記念大会」のタイトルを争奪する!
注目選手:
池透暢(Freedom)、池崎大輔(北海道ビッグディッパーズ)、倉橋香衣(BLITZ) など
開催日:2018年12月14日(金)~16日(日)
開催場所:千葉ポートアリーナ(千葉県千葉市)
入場料:無料(16日は要チケット)
※本事業は、パラスポーツ応援チャリティーソング『雨あがりのステップ』寄付金対象事業です。
最終日16日はスペシャルゲストに稲垣吾郎さん出演決定!
16日観戦チケットお申し込みサイト:https://www.funity.jp/tickets/parasapo/showlist
※ご応募多数の場合は抽選になります。(先着順ではございません)
※お申し込みが多数の場合は、コートから遠い席になる場合もございます。
※観戦は無料ですが、発券手数料108円(税込)、システム利用料216円(税込)がかかります。
男女シングルス&ダブルス国内頂上決戦!
【バドミントン】
第4回日本障がい者バドミントン選手権大会
東京パラリンピックの正式競技として注目されるバドミントンだが、強豪が多数出場したアジアパラで日本は金メダルなしに終わった。そんな中での国内頂上決戦は、日本の選手たちにとって重要な意味を持つ大会だ。前回優勝した車いすの長島理、上肢障がいの鈴木亜弥子、片足義足の藤原大輔ら日本のパラバドミントンをけん引する個性豊かな選手たちの連覇にも期待がかかる。そして2日目に行われる男女ダブルスも、ヒートアップ間違いなし!
注目選手:
山崎悠麻、長島理、藤原大輔 など
開催日:2018年12月15日(土)、16日(日)
開催場所:久留米総合スポーツセンター久留米アリーナ(福岡県久留米市)
入場料:無料
各階級の全日本チャンピオン決定戦!
【柔道】
第33回全日本視覚障害者柔道大会
2019年上半期の国際代表選考の参考にもなる本大会は、東京パラリンピックの代表争いの幕開けと言ってもいい。出場権争いが始まる選手たちの意気込みは今まで以上のものになりそうだ。世界選手権の銅メダリストの廣瀬順子(女子57㎏級)など実績のある選手はもちろん、大学生の永井崇匡(男子73㎏級)らエネルギッシュな若手選手はどのような戦いを見せてくれるか。日本一決定の瞬間を会場で見届けよう!
開催日:2018年12月23日(日)
開催場所:講道館7階大道場(東京都文京区)
入場料:無料
※スケジュ―ルや出場選手は予定であり、変更になる場合があります。最新情報は公式サイトなどでご確認ください。
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text by TEAM A
photo by X-1