祝1周年! 日本財団パラアリーナの1年を『できるまで動画』とともに徹底解剖
<パラサポ編集部が行く!>
ナビゲーター
まっちゃん
こんにちは、編集部のまっちゃんです。記念すべきシリーズ第10回は、6月1日にオープン1周年を迎えたパラスポーツ専用体育館「日本財団パラアリーナ」のまとめ記事! 1年間のあゆみと『パラアリーナができるまで動画』をお届けします。
2018年6月に執り行われた日本財団パラアリーナのオープニングセレモニーには、パラリンピック競技団体、パラアスリートとともに森 喜朗東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会会長や小池 百合子東京都知事も臨席。パラスポーツ専用体育館が建設されたことへの期待を感じられる初日でした。
あれから1年。
先日、1周年のタイミングで、車いすユーザーの方と健常者のコミュニケーションがとりやすい特別設計の「ソファ」が新たに設置されました!
どんな競技団体が利用してるの?
この1年間は、次の10競技団体の利用がありました。
- 車いすバスケットボール
- 車いすフェンシング
- 車いすラグビー
- ゴールボール
- 5人制サッカー
- シッティングバレーボール
- 卓球
- テコンドー
- パワーリフティング
- ボッチャ
個人練習で来ている選手の競技も加えると、カヌー、車いすテニス、ボート、陸上競技、ノルディックスキーの5競技が加わります。
日本代表合宿もあるの?
車いすバスケットボール(女子、U25)、車いすラグビー、卓球、パワーリフティング、ボッチャ、以上の団体がパラアリーナで代表合宿を実施しました。
数字で見るパラアリーナの1年
パラアリーナの来館者数はこちら!
- 練習で利用した人数 8843名
- 普及イベントの参加者数 3307名
- 見学に来られた人数 852名
メディアに取り上げられた数はこちら!
- テレビ 8件
- 新聞 56件
- 雑誌 9件
- WEB 214件
*いずれも対象期間は、2018年6月1日~2019年5月31日
パラリンピック競技団体の利用だけでなく、これから同じような施設を建設しようとしている自治体の視察が多く、ユニバーサルデザインへの関心の高さがうかがえました。
また、修学旅行のプログラムとして「あすチャレ!運動会」を提供しています。
全国の学生がパラスポーツを通じて、インクルーシブ社会への気づきやコミュニケーションの工夫を学ぶ絶好の機会としてニーズが高まっています。
パラアリーナを担当するパラサポの職員は「予想以上に稼働率がよく、アスリートのみなさんが充実した練習をすることができ、本当にうれしいです。」(金子)「修学旅行生向けのパラスポーツ体験も提供でき、子どもたちにも楽しんでもらっています!」(山口)とこの1年を振り返ります。
パラサポ主催の普及啓発イベントを一挙まとめ!
2018年11月には、「あすチャレ!Academy」の一般開催を特別にパラアリーナで実施しました。今後も不定期で開催予定です。受講をご希望の方は公式サイトをチェックしてください。
(https://www.parasapo.tokyo/asuchalle/academy/)
2018年12月には、パラスポーツメッセンジャー(※)1周年を記念したメディアブリーフィングと特別講演を実施しました。
(https://www.parasapo.tokyo/topics/12695)
今回のまっちゃんポイント(MP)は・・・・
お待たせしました!
『パラアリーナができるまで動画』をどうぞご覧ください。
東京2020パラリンピックまであと約1年。日本財団パラアリーナは、選手やパラリンピック競技関係者をはじめ、たくさんの方にますます愛される施設を目指して突き進みます。これからもよろしくお願いします!
※2020年6月追記:プログラムの名称が「パラスポーツメッセンジャー」から「あすチャレ!メッセンジャー」に変更されました。
text by Parasapo