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あなたにぴったりの応援のカタチは? パラスポーツの支援先を一挙紹介
いつでも、どこからでも! パラリンピック、パラスポーツを応援・支援する気持ちをアスリートに届けられる方法があります。それが、各競技団体に寄付をしたり、賛助会員(※1)やサポーターになったりすること。そこで、何かできることはないかな、と探している人へ、個人でも気軽に始められる支援情報を紹介。寄付の使い道や決済方法などとあわせて、それぞれのWEBサイトもチェックしてみてください。
※1 賛助会員とは、活動趣旨に賛同し、登録する会員。入会金・賛助会費による支援が可能。
(2023年11月追記:本記事は2020年9月掲載の記事を編集して掲載しています)
■気になる競技団体を応援!
テレビの特集やニュースなどで気になっている競技があるという人は競技団体へ寄付してみては? 支援金はパラリンピックでメダルを目指す日本代表の強化資金として使用されるほか、スポーツの楽しさを伝える普及活動などに充てられる場合も。
・ブラインドフットボール
毎月1,000円から継続的に寄付できる特定非営利活動法人日本ブラインドサッカー協会の「ブラサカみらいパートナー」。競技はもちろんのこと、視覚障がい児に運動の楽しさを伝える事業などにも使用される。その他、単発の寄付もWEB上で1,000円から可。
また、不要になった古本やDVDを寄贈し、買い取り額をクラブチームなどに寄付できるプロジェクトもある。
▶詳細はこちら
(https://join.b-soccer.jp/)
・車いすラグビー
一般社団法人日本車いすラグビー連盟は、新たな車いすラグビー選手の発掘、選手の活動サポート、クラス分け委員・審判などスタッフの募集と育成、車いすラグビーの体験会をはじめとする普及活動や各種大会や同連盟運営を目的に、幅広く寄付を募っている。
▶詳細はこちら
(https://jwrf.jp/support/donation/)
・パワーリフティング
さらなる競技人口の拡大を目指す、特定非営利活動法人日本パラ・パワーリフティング連盟。Yahoo!ネット募金のプロジェクトでは、日本のパワーリフターたちの強化合宿をはじめとする強化活動の費用をクレジットカードで100円から寄付できる。Vポイントでも1ポイントから可能。
▶詳細はこちら
(https://donation.yahoo.co.jp/detail/5204001)
・車いすテニス
一般社団法人日本車いすテニス協会は、世界トップで活躍する日本の車いすテニス選手に続く次世代を担う若手選手を育成。Yahoo!ネット募金では、車いすテニスを知ってもらう目的の普及講習会や車いす選手指導のためのコーチ・トレーナー講習会開催に使用される費用を募っている。
▶詳細はこちら
(https://donation.yahoo.co.jp/detail/2053001)
・バドミントン
パリパラリンピックで日本勢が金メダル3個を獲得したバドミントン。一般社団法人パラバドミントン連盟への寄付オンライン決済サービスPayPalで3,000円から可能。寄付の使い道を、普及、発掘・育成、トップアスリート強化の中から選択できる。
▶詳細はこちら
(https://jpbf.jp/donate/)
・ゴールボール
一般社団法人日本ゴールボール協会への寄付は、1,000円以上で自由に金額を決めることができる。共生社会実現を目的としたゴールボールの普及活動などに使用。また、3,000円(年会制)の賛助会員も募集している。
▶詳細はこちら
(https://jgba.or.jp/support/giving/)
・陸上競技
ブラインドマラソンとは、視覚に障がいがある人が走ること。その普及、発展に取り組む、特定非営利活動法人日本ブラインドマラソン協会も、3,000円(年会制)の賛助会員を募集している。
▶詳細はこちら
(http://jbma.or.jp/member/?fbclid=IwAR0nEf-ShvmXZ9BahC7Lz5sPn21akCNPVxS0D6xamMP5OjlhuzaGi25S_Vs)
・カヌー
一般社団法人日本障害者カヌー協会への寄付は、その返礼品も多彩。写真展(2024年2月終了)開催記念グッズ、カヌーや水辺の遊び用のマスクなどを申し込むことができる。
また、1口2,000円から受付する賛助会員も募集している。
▶詳細はこちら
(https://www.japan-paracha.org/donation-membership/)
・アイスホッケー
冬季パラリンピックの花形競技、パラアイスホッケーの国内統括組織である一般社団法人日本パラアイスホッケー協会。Yahoo!ネット募金での寄付は、海外遠征費用や、平均年齢の高い日本代表チームの次世代育成(発掘イベントの開催や若手選手の練習費用の負担)に活用される。
▶詳細はこちら
(https://donation.yahoo.co.jp/detail/3719001/)
■賛助会員&サポーターになって応援!
「お気に入りの競技をバックアップしたい!」という人は、各競技団体の賛助会員としてパラスポーツを応援する方法もある。活動趣旨に賛同の上、年会費を払う賛助会員やサポーターは、競技団体の運営を支える重要な資金になる場合も。少額から支援できることも多いので、まずはWEBサイトをチェックしてみよう。
・柔道
特定非営利活動法人日本視覚障害者柔道連盟は、WEBサイト上で国内強化合宿、海外遠征費、タレント発掘事業、指導者の確保などに活用される支援金を募集。賛助会員になると、応援団長(キャラクター)クムトパス君のピンバッジがもらえるなど、ランク別の特典がある。その他、寄付制度もあり。
▶詳細はこちら
(https://judob.or.jp/support/#your-support)
・車いすバスケットボール
一般社団法人日本車いすバスケットボール連盟のサポーター制度。地域ブロックの活動支援、競技を支えるスタッフの支援、日本代表チームU23/U25ジュニアチームの強化、日本代表チーム(シニア・世代別)の強化活動への支援に活用される。会員ランクがあり、イエローは無料、シルバーは3,000円、ゴールドは12,000円の年会費。ランクによって特典が異なる。
▶詳細はこちら
(https://jwbf.gr.jp/support)
・ボッチャ
年齢、性別、障がいのあるなしにかかわらず、すべての人が一緒に楽しめるボッチャ。一般社団法人日本ボッチャ協会のWEBサイトでは、賛助会員(1口2,000円から)を募集しており、年に1度ノベルティーグッズをもらえる特典あり。
▶詳細はこちら
(https://jboa.sportscom.jp/#/member/new)
・馬術
障がいのある人たちが安心して乗馬を楽しむために、特殊馬具の購入やインストラクターなどの養成が不可欠。一般社団法人日本障がい者乗馬協会(JRAD)では、1口3,000円の賛助会員(年間)を募集していて、会員には会報「JRAD通信」が送付される。
▶詳細はこちら
(https://jrad.jp/para/begin/)
・水泳
一般社団法人日本知的障害者水泳連盟は、賛助会員を募集。1口10,000円(年間)から支援でき、賛助会員になることで、知的障がい者水泳の振興と発展、同連盟の維持に寄与できる。
▶詳細はこちら
(https://jsfpid.com/touroku-kanyu/)
・卓球
知的障がい者スポーツの普及・振興を図り、障がい者のスポーツ活動や積極的な社会参加の推進、生活の質の向上などを目的として活動している一般社団法人日本知的障がい者卓球連盟。同連盟でも賛助会員を募集しており、個人会員の場合は1口1,000円(年会費)。
▶詳細はこちら
(“https://jttf-fid.org/supporter/)
・スキー
障がいのある選手のスノースポーツを統括する国内唯一の団体、公益財団法人日本障害者スキー連盟は、賛助会員を募集。3,000円(年会制)から支援できる。
▶詳細はこちら
(https://jps-ski.com/member_recruitment/)
・車いすカーリング
一般社団法人日本車いすカーリング協会は、賛助会員を募集。入会希望者は、WEBサイトの「入会申込専用フォーム」から受け付けている。
▶詳細はこちら
(https://jrad.jp/para/begin/)
■応援グッズにもなる! 物品購入で応援
プロチームでなくとも応援に欠かせない各競技のグッズなどを販売している競技団体もある。会場での応援はもちろんのこと、自宅からのリモート観戦用に準備をしておくのもよさそうだ。
・水泳
▶詳細はこちら
(https://paraswim.jp/jpsfpr.html)
・車いすバスケットボール
▶詳細はこちら
(https://jwbf.gr.jp/goods)
・ブラインドフットボール
▶詳細はこちら
(https://store.b-soccer.jp/)
・ボッチャ
▶詳細はこちら
(https://bocciabshop.theshop.jp/categories/3593610/)
・車いすテニス
▶詳細はこちら
(https://jwta.jp/info/20180401_3/)
■パラアスリートを広く応援!
ひいきの選手や競技はないけれど、なんとなくパラスポーツやパラリンピックに興味があるという人は、パラスポーツを広く応援できる支援先を選んでみてはいかがだろう。
・日本パラスポーツ募金
パラリンピックメダリストへの報奨金に使用される、公益財団法人日本パラスポーツ協会の「日本パラスポーツ募金」。報奨金だけでなく、次世代選手の育成と強化、パラリンピック・ムーブメントの促進などを目的とした事業の資金となる。
▶詳細はこちら
(https://www.jsad.or.jp/support/fundrasing.html)
ここで紹介した以外にも、地域の障害者スポーツ協会、健常者団体と統合されているパラスポーツへの支援もあるほか、クラウドファンディング、選手の後援会、ふるさと納税を活用した応援など方法はさまざま。ぜひ定期的に情報収集してみては?
text & photo by TEAM A