リオパラリンピック閉会式に出演したブラジル人ミュージシャンを全力で “おもてなし” 浅草編
皆さんは、両腕のないブラジル人ミュージシャンのジョナタ・バストスをご存知でしょうか。
「え、知らない?」
実は、めちゃくちゃスゴイ人なんです。
ギターをアンプとつないで足で演奏するギターペダルやギターリフの技術を武器に、2016年リオパラリンピックの閉会式でギタリストとしてパフォーマンス。さらに、イギリスのテレビ局「Channel 4」が制作したリオパラリンピックのプロモーションビデオにピアニストとして抜擢され、YouTubeで800万回以上再生されたギタリスト兼ピアニスト!(さらにはドラムまで演奏できちゃうんです。。。)
彼は昨年11月15日に両国国技館で開催されたパラスポーツと音楽の祭典『ParaFes 2017~UNLOCK YOURSELF~』に出演するため、日本に初来日。当日は約4,300人の前でピアノとギターを弾き、両国国技館を感動の渦に巻き込みました。
(実際に僕も会場に赴いたのですが、メチャメチャ感動しました)
今回はそんな世界的なアーティストを、東京で存分に “おもてなし” しちゃいます!
今回のおもてなし担当 長橋 諒(ライター)
午後1時 ジョナタ・バストスが浅草にやってきた
待ち合わせの時間ピッタリにやってきたジョナタ・バストス。
付き添いとしてやってきたジョナタのお母さんも一緒に“おもてなし”していきます。
≪おもてなし -其の壱-≫ 侍になってみたい!
最初に向かったおもてなし先は、浅草にある某撮影スタジオ。
雷門の近くにあるここは観光客に大人気。
花魁(おいらん)、芸者、侍、忍者など様々な衣装をそろえているため、外国人はもちろん、日本人も憧れの格好に変身できるそう。
どのような仕上がりになるのか、説明を受けて、いざ撮影に入ります。
ここでは約100種類以上の衣装の中から、自分で気に入ったものをピックアップすることができるそう。これにはジョナタも興味深々。
その後、場所を移動してスタジオに入り、本格的な撮影を開始。
撮影した写真は、いくつかセレクトして持ち帰ることができるので、次の目的地へ行く前にジョナタは写真を選ぶことに。
そして後日、ジョナタのInstagramを見ると……
アップされている!
これは要するに、喜んでくれたということ!
「お・も・て・な・し」第一弾は成功ってことでいいんじゃないでしょうか!? やった!!
≪おもてなし -其の弐-≫ 日本の街並みを見てみたい!
日本のお土産に興味津々なジョナタ。ブラジルに住む友人たちに配るらしく、かなりの数を買い込んでいました。(12人分も……)
アイスブレイクも済んだところで人力車ツアースタート!
人力車が通るのは、夕方の浅草。こうして写真で見ても、かなり風情がありますね。人力車のお兄さんは途中、浅草ならではのスポットで止まって、いろんなことを教えてくれます。
途中でスカイツリーがかなり綺麗に見えるところに寄ったので、記念撮影を。 人力車のお兄さんは、英語が堪能なだけではなく、カメラの技術も堪能でした。(彼ら、絶対モテモテだと思う)
上野編へ続く……。
text by Ryo Nagahashi
edit by Ryotaro Hada