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同郷の選手に熱い声援を! けっぱれ! 平昌冬季パラリンピック日本代表選手団!
現在、韓国・平昌にて開催されている平昌2018冬季パラリンピック競技大会。
楽しみ方がいまいち分からない! という方。まずは、同じ出身地の選手を応援しませんか?
各地域の『頑張れ!』の方言とその地域にゆかりのある選手を紹介していきます!
同郷選手を応援しよう! ガンバレ日本代表選手団!
[北海道・苫小牧市]けっぱれ! 須藤悟選手!
日本初の「スポーツ都市宣言」
札幌から南に約50キロ。
太平洋に面する苫小牧市は、道内でも積雪量が少なく、比較的温暖な気候に恵まれています。そんな苫小牧市が、アツい情熱を注いでいるもの……、それが「スポーツ」です!!
苫小牧市は、日本で初となる「スポーツ都市宣言」を発表したほどのスポーツ振興地域。アイスホッケー須藤選手のほかにもクロスカントリースキー・バイアスロンで出場の高校生 星澤克選手も苫小牧出身です。星澤選手もかつてはアイスホッケーをやっていたそうです。
水揚げ量が日本一! 貝の王様・ホッキ貝パワー
冷たい海の奥に身を潜めてじわじわと成長を遂げる同市名産のホッキ貝の如く、同じくじわじわと力をつけている多くの選手たち。苫小牧発のアスリートたちに期待です!
【苫小牧市生まれの選手】
[北海道・網走市]けっぱれ! 狩野亮選手!
“母なる海”オホーツクの流氷が育てた海の幸とアスリート
北海道北東、オホーツク海沿岸に位置する網走市は、意外にも道内では比較的温かで積雪も少ない地域です。オホーツク海は、厳しい寒さよりも豊かな自然の恵みを与えてくれる、網走にとってはまさに“母なる海”。
道内有数の漁業生産高を誇り、かに、うに、いくら、ほたてなど、オホーツクの流氷が育てた海の幸はどれも絶品です。冬になるとオホーツク海沿岸を覆いつくす流氷は絶景で、この光景を見るだけでも網走を訪れる価値があるはず!
同市出身の狩野選手は、オホーツク海のように大きな心、流氷のように強固な肉体、凛とそびえ立つ天都山のように堂々とした自信を抱いて、世界で戦ってます!
【網走市にゆかりのある選手】
[福島県・猪苗代町]がんばらんしょ! 鈴木猛史選手!
白鳥にも冬季スポーツにも最適の地
冬には、極寒のシベリアから3000羽以上もの白鳥がやってくる町。
それが、福島県のほぼ中央に位置する猪苗代町です。日本で4番目に大きい湖・猪苗代湖にたくさんの白鳥が舞い降りる光景は、同町における美しい冬の風物詩となっています。
冬には積雪が1~2メートルにも達し、吹雪による道路の通行止めも度々起きるほどの寒さ厳しいですが、冬季スポーツを楽しむ場としてはどうやら最適なようです。
2018年、五輪に遠藤尚選手(フリースタイルスキー・モーグル)、渡部剛弘選手(ノルディックスキー複合)、そしてパラリンピックに鈴木猛史選手(アルペンスキー)と猪苗代町出身の3名が、平昌の大舞台に出場しました。
猪苗代の広い湖で自由に泳ぎ回り、春になるとまた飛び立っていく。そんな白鳥の如く、猪苗代から世界の大舞台に羽ばたく選手たちに注目です!
【猪苗代町生まれの選手】
[大阪府・住之江区]がんばりや! 成田緑夢選手!
国際文化情報都市から世界へ羽ばたく
大阪の中でも海沿いに位置し、国内最大級の拠点港もある住之江区。
有名スポーツブランドの本社もあるなど、スポーツが盛んな地域のひとつです。
国際文化情報都市として栄える住之江区。同区出身の成田緑夢選手は2016年欧州カップで国際大会デビューを果たし、2年の間にパラリンピックの金メダルを狙えるまでに急成長。すでに世界を舞台に活躍する彼のさらなる飛躍に向けて大声援を送りましょう!
【住之江区生まれの選手】
[埼玉県・深谷市]フレーフレーがんばれ! 村岡桃佳選手!
ネギもナスもメダルも豊作!
埼玉県西部の深谷市は、県内トップレベルの出荷額を誇る農業のまち。
全国ブランドの深谷ネギや白ナスを始めとした野菜の栽培が盛んで、全国でも指折りの農産地となっています。頭にネギを生やし、胸にはチューリップをつけた深谷市のゆるキャラ「ふっかちゃん」も、2014年のゆるきゃらグランプリで準グランプリを獲得する大活躍!
そんな同市出身のアルペンスキー(座位)村岡選手。埼玉県でアルペンスキー? と思うかもしれません。村岡選手は中学2年生で本格的に競技を開始してから大学でスキー部に入部するまでの間、自宅のある埼玉から長野のゲレンデまで行き練習を重ねました。
この冬ニューヒロインに躍り出た村岡選手には、農産物やゆるキャラをしのぐ深谷市発のスポーツ選手として、今まさに世界に羽ばたきます!
【深谷市生まれの選手】
[東京都・あきる野市]イケーイケーがんばれ! 森井大輝選手!
自然と共生するまちで育ったアスリート
都会の喧騒に包まれた都心から、約40~50キロ。
東京都あきる野市は、山、川、滝、そして鍾乳洞と、ちょっとした冒険も楽しめるような大自然の溢れる地域です。
都心に比べると標高が高くて低気温、積雪も多いあきる野市。
厳しい気候ではありながら、大自然の恩恵を受けられるこの地では、スポーツ選手に欠かせない「健やかな身体」と「強い精神」を養えることでしょう。
バレーボール元日本代表キャプテンの木村沙織選手を始め、トップアスリートも多数輩出しています。そして我らが森井選手!アルペンスキー(座位)でパラリンピック5大会連続出場!「自分のチェアスキーは誰のよりも速い」というこだわりのチェアスキーにも注目です! ガンバレ日本! ガンバレ! 森井選手!
【あきる野市生まれの選手】
同郷の選手はいましたでしょうか?
ここで紹介しきれなかった選手たちの中にもあなたと同じ同郷の選手がいるかも! 平昌冬季パラリンピックはまだまだ終わりません! ぜひ、熱い応援をお願いします!!!
パラリンピックをもっと楽しむためのウェブマガジン
平昌2018冬季パラリンピック特集平昌2018冬季パラリンピックの競技スケジュール
平昌2018冬季パラリンピック日本代表選手団
text by Masaki Mutsumi